2018年8月31日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
日経平均は小幅に上昇し、8日続伸しました。

米国市場でナスダック総合とS&P総合500が連日最高値を更新。

為替も1ドル111円台後半と円安が進み、外部環境を好感した買いが先行しました。

節目の2万3000円を突破し、取引時間中としては5月21日以来、3カ月ぶりの高値を付けましたが、買い一巡後は上値が重い展開となりました。

上海株市場が安く始まると先物売りに押された模様です。

後場は値動きが鈍ったもののプラス圏で引けを迎えました。

日経平均株価は前日比21円28銭高の2万2869円50銭で終了。

値上り銘柄数は1166、値下り銘柄数は844、変わらずは93でした。

通商摩擦懸念が後退し、米国株高や円安となったことから、地合いの良さを指摘する声が聞かれました。

しかし、高値圏ではまだまだ戻りが強く、特に大型株の下落が目立ち伸び悩みました。

市場では「機関投資家からの戻り待ちの売り」との観測も出ています。

好調な米国株とは対照的に、中国株がさえない値動きとなったのも影響したでしょう。

中小型株には積極的な買いも見られ、東証1部全体では、殆どの時間帯で値上がり銘柄数が値下がり数を上回りました。

上値の重さの原因となっている戻り待ちの売りが今後も考えられますが、その解消にはもう少し時間が必要かもしれません。

◆スケジュ―ル
各府省の19年度予算の概算要求締め切り
日中財務対話(北京)
7月有効求人倍率(8:30)
7月完全失業率(8:30)
8月都区部消費者物価指数(8:30)
7月鉱工業生産(8:50)

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25,986.92 USD (-137.65)
[ナスダック] 8,088.36 ポイント(-21.32)
[シカゴ先物] 22730(ドル建て)、22720(円建て)

◆NY市場分析
30日のNY株式相場は5日ぶり反落。

トランプ大統領が中国に対する2000億ドルの追加関税を指示したと伝えられ貿易摩擦懸念が再び高まった。

アップルやアマゾン・ドット・コムが続伸し、ナスダック総合が取引時間中の史上最高値を更新したものの、0.26%安と反落して終了した。

ダウ平均は終日マイナス圏で推移し137.65ドル安 (-0.53%)で終了。

キャタピラー、ダウ・デュポン、ナイキなどが1%超下落したことが重しとなった。

S&P500も公益を除く10業種が下落し0.44%%安で終了。

主要3指数はそろって5日ぶりの反落となった。

前日までの連騰で高値警戒感が強まるなか、米国とカナダの通商交渉の行方やアルゼンチン・ペソの大幅安などを受けて軟調にスタートした。

寄り前に発表された7月個人消費支出などの経済指標が総じて良好な結果となったことや、アップルとアマゾン・ドット・コムが上場来高値の更新を続けたことで主要3指数は底堅く推移したが、午後に2000億ドル規模の対中追加関税が来週にも発動されるとの報道を受けてリスク回避が強まった。

中国事業の比率が高いキャタピラーが1.97%安、ボーイングが0.94%安となり2銘柄でダウ平均を41ドル押し下げた。

投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の12.25から一時13.95まで上昇した。

◆海外市場スケジュール
中国8月製造業PMI(10:00)
米8月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)

○今週注目ポイント
為替レート
米中貿易戦争の進展

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