相続×Fintechが世の中に必要とされる理由
相続、というと多くの方から、「富裕層だけの問題なので自分は関係ない」という反応が多いです。実は2015年1月に相続税法が変わり、亡くなった人に配偶者と子どもが2人いた場合、総資産8,000万円から課税対象となっていたのが4,800万円まで下がりました(配偶者控除などの特例を除く)。
この4,800万円には現金はもちろん、不動産・生命保険・証券や3年以内に受け取って贈与まで含めるため、総資産は概ね各個人の予想より大きな額になります。「こんなに自分に課税対象の資産があるとは知らなかった」という感想を持つ人が多いです。つまり、実際に課税される人と、「自分が課税されると予測できている人」とのあいだに乖離が多い。これが相続税の現状といえます。
ではどうすればいいのか。自身が対象になるのかが概ね見えてくる時期に、相続について考え、その濃淡を定めておくことが大切です。年齢でいうと、それは「50歳」だと考えています。なぜ50歳なのでしょうか。
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ドラゴントレーダーズクラブ事務局
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