2018年11月30日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
日経平均株価は5日続伸。

朝方から早々に上げ幅を広げましたが、2万2500円を前にしては上値が重い展開。

伸び悩みながらも前引けでは201円高と高い水準を維持していましたが、後場はじりじりと上げ幅を縮める展開。

ただ、失速の度合い自体は緩やかで、大引けは安値圏ながら比較的値を保ちました。

日経平均株価は前営業日比85円58銭高の2万2262円60銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1301、値下がり銘柄数は730、変わらずは86でした。

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演での発言により米国株は大幅高となりました。これを受けて東京市場でも投資家心理が改善し、幅広い銘柄が買いが入ります。

今週末の米中首脳会談の結果次第では相場に大きな影響が及ぶと見込まれるため、市場では「上値で売り、利益確定を急ぐ投資家が多かった」との見方で、慎重な姿勢です

◆スケジュ―ル
10月完全失業率(8:30)
10月有効求人倍率(8:30)
10月都区部消費者物価指数(8:30)
10月鉱工業生産指数(8:50)
11月消費動向調査(14:00)
10月住宅着工統計(14:00)
《決算発表》
はてな、トリケミカル、キタック、ダイサン、ACCESS

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25,338.84 USD (-27.59)
[ナスダック] 7,273.08 ポイント(-18.51)
[シカゴ先物] 22,280(ドル建て)、22,265(円建て)

◆NY市場分析
米国株式相場は下落。

ダウ平均は27.59ドル安の25338.84、ナスダックは18.51ポイント安の7273.08で取引を終了した。米中首脳会談での貿易交渉進展に懐疑的な見方が広がったほか、FOMC議事録の内容を見極めたいとの思惑から売りが先行。

注目のFOMC議事録では、大半の当局者が早期の利上げが妥当であるとの認識が示されたが、概ね予想通りの内容となり、発表後から下げ幅を縮小する展開となった。

セクター別では素材やメディアが上昇する一方で、半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスが下落した。

アパレルのアバクロンビー&フィッチ(ANF)は、決算内容が好感され、大幅上昇。

ディスカウントストアのダラー・ツリー(DLTR)は、利益が予想を上振れ堅調推移。

ファストフードのマクドナルド(MCD)は、モルガン・スタンレーによる投資判断引き上げを受け買われた。

一方で、アパレルのエクスプレス(EXPR)は、慎重な業績見通しが嫌気され下落。

一部アナリストが世界的な「iPhone」需要後退を指摘し、シーラス・ロジック(CRUS)、スカイワークス・ソリューションズ(SWKS)、コルボ(QRVO)などの部品サプライヤーが軒並み売られた。

パウエルFRB議長は、昨日の講演で足元の金利水準が中立を僅かに下回るとの考えを示し、投資家の多くは追加利上げ見通しが大きく後退したと判断したが、複数アナリストが市場の過剰反応を指摘している。

◆海外市場スケジュール
中国11月製造業PMI(10:00)
米11月シカゴ購買部協会指数(23:45)
G20首脳会議(~12/1アルゼンチン・ブエノスアイレス)

○今週注目ポイント
通商問題の進展
為替レート
G20
日本雇用統計

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