【国内】
◆市場分析
日経平均株価は8営業日ぶりに大幅反落。
朝方は売りが先行し、その後、小幅高に転じる場面もありましたが、再び軟化。
後場は下げ幅を拡大させ、大引けにかけて幅広い銘柄に売りが入りました。
日経平均株価は前営業日比538円71銭安の2万2036円05銭で取引を終了。
値上がり銘柄数は125、値下がり銘柄数は1960、変わらずは34でした。
米国と中国の貿易問題の先行き不安から時間外取引で米株先物が大幅に下落し、東京市場でも売り材料になりました。
短期売買を得意とする海外投資ファンドに加え、「国内機関投資家も売りを出した」(銀行系証券)もよう。
19日に上場が予定されるソフトバンク株の購入に備えた換金目的の売りも需給悪化の一因とみられ、明日からは下落相場に戻るのか、慎重な判断が必要でしょう。
◆スケジュ―ル
<日本>
《決算発表》
日ビュホテル、アルチザ、楽天地
【海外】
◆全体指標
[ダウ] 225,027.07 USD (-799.36)
[ナスダック] 7,158.43 ポイント(-283.09)
[シカゴ先物] 22,720(ドル建て)、21,715(円建て)
◆NY市場分析
4日のNY株式相場は大幅反落。
米中通商協議の行方についての懐疑的な見方を背景に日本株や欧州株が下落した流れを受けて米国株も軟調にスタート。
長期金利が大きく低下し、景気後退のシグナルとなる長短金利の逆転が意識されたことも重しとなった。
ダウ平均は終盤に818ドル安まで下落幅を拡大し、799.36ドル安(-3.10%)と大幅に反落して終了。
キャタピラー(-6.93%)を筆頭に30の構成銘柄すべてが下落した。
S&P500も3.24%安と大幅反落。長期トレンドラインを示す200日移動平均線を割り込むと下げが加速。
業種別指数は公益を除く10業種が下落し、金融と資本財が4%超の下落となった。
ハイテク株主体のナスダック総合は3.80%安となり、ダウ平均、S&P500をアンダーパフォームした。
対中強硬派として知られる米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が米中協議の交渉役となったことで、90日以内の協議の難航が意識された。
中国事業の比率が高いキャタピラーが6.93%安となったほか、ボーイングも4.85%下落した。
イールドカーブのフラット化が嫌気され金融株も軒並み安。
バンク・オブ・アメリカが5.43%安となったほか、JPモルガン・チェース、シティグループ、アメリカン・エキスプレスが4%超下落した。
ハイテク株ではアナリストの目標株価引き下げを受けてアップルが4.40%安となったほか、エヌビディアが7.60%下落し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.98%安となった。
センチメントは大幅に悪化。
投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比+4.30の20.74と、7営業日ぶりに20を上回った。
◆海外市場スケジュール
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
休場:米(国民追悼の日)、タイ
○今週注目ポイント
通商問題の進展
米国雇用統計
為替レート
