【国内】
◆市場分析
日経平均は小幅続落。
朝方は、米国株の切り返しを受けて小反発。
しかし、上値を追う勢いはなく、取引開始からわずか10分足らずでマイナス圏に沈みました。
後場は、日銀のETF買い期待を支えに下げ渋りましたが、戻りは限定され、大引けにかけて軟調に推移しました。
日経平均株価は前営業日比71円48銭安の2万1148円02銭で取引を終了。
値上がり銘柄数は324、値下がり銘柄数は1744、変わらずは54でした。
英国のEU離脱や米中貿易摩擦問題に対する根強い警戒感を受けて、投資意欲は冷え込み、下値を模索する展開から抜け出せない状況です。
市場からは、「日経平均は底割れしている訳ではないが、あまりにも戻りが鈍い。」
「自律反発狙いの買いや買い戻しが入っても上を買う人がいない。」という声が聞かれました。
好材料がない現在の状況では、上値の重い展開が継続するでしょう。
【海外】
◆全体指標
[ダウ] 24,370.24 USD (-53.02)
[ナスダック] 7,031.83 ポイント(+11.31)
[シカゴ先物] 21,345(ドル建て)、21,345(円建て)
◆NY市場分析
11日のNY株式相場は高安まちまち。
中国が自動車の輸入関税を40%から15%に引き下げる方針と伝えられ、米中通商協議の進展期待を背景に上昇してスタートしたが、その後は米中貿易摩擦の長期化が懸念されたほか、メキシコとの壁建設を巡りトランプ米大統領と野党民主党幹部との対立も嫌気され、3指数がそろって反落した。
ダウ平均は朝方に368ドル高(+1.51%)まで上昇したが、午後には202ドル安(-0.83%)まで反落。
終盤は再びプラス圏に浮上したものの、53.02ドル安(-0.22%)で終了した。
S&P500も1.39%高まで上昇後に0.62%安まで下落し、0.04%安とわずかに下落して終了。
ハイテク株主体のナスダック総合は1.56%高まで上昇後に0.53%安まで反落したものの、0.16%高で終了。
ダウ平均とS&P500は反落となり、ナスダック総合は2日続伸となった。
朝方は米中通商協議の進展期待が高まったが、中国によるハッキングやスパイ行為について米国が非難を一層強めるとワシントン・ポストが報じたことで米中関係の悪化が改めて懸念された。
メキシコとの壁建設のための予算獲得のために政府閉鎖も厭わないトランプ大統領と民主党幹部との激しい対立もセンチメントの悪化につながった。
投資家の不安心理を示すVIX指数は一時前日比+0.96の23.60まで上昇した。
中国の自動車輸入関税引き下げのニュースを受けた自動車株は、ゼネラル・モーターズやフォードが一時3%超上昇したが、ともに1%未満の上昇で終了した。
◆海外市場スケジュール
米11月消費者物価指数(22:30)
米11月財政収支(12/13 4:00)休場:メキシコ
○今週注目ポイント
通商問題の進展
SQ週
ECB定例理事会
