2019年3月29日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1033円76銭(-344円97銭)

◆市場分析
日経平均は大幅続落。

朝方から売りが先行。

午前10時50分には、同404円54銭安の安値を付ける
場面も。

後場に入り下げ幅を同260円安程度まで縮小する場面も
みられたが、買いの勢いが続かず、軟調地合いのなか
戻り待ちの売りに押されました。

日経平均株価は前営業日比344円97銭安の
2万1033円76銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は229、
値下がり銘柄数は1878、
変わらずは31でした。

この日から実質的な新年度の相場となり、
朝方は値がさの電気機器株などに利益確定売りが
目立ちました。

市場では「中国の自動車向けが低迷しており、
下期の回復は厳しい」(大手証券)との指摘。

値ごろ感は出ても、
経済減速に対する懸念が上値の重しになる
可能性もあります。

◆国内の主なスケジュール
2月完全失業率(8:30)
2月有効求人倍率(8:30)
3月都区部消費者物価指数(8:30)
2月鉱工業生産指数(8:50)
2月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
トシンG、YE DIGIT、パレモ・HD、ハニーズHLD、スター・マイカ、クラウディアH、岡山製紙、日本エンタ、ERI HD、マルマエ、宝印刷、ヤマシタヘルケア、日プロセス、ジャステック

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25717.46USD (+91.87)
[ナスダック] 7669.17ポイント(+25.79)
[シカゴ先物] 21225(ドル建て)、21205(円建て)

◆NY市場分析
28日のニューヨーク株式相場は、北京で再開した米中貿易協議の進展への期待から反発した。

優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比91.87ドル高の2万5717.46ドルで終了。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は25.79ポイント高の7669.17で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7834万株減の8億0531万株。

米中両政府はこの日、閣僚級協議を約1カ月ぶりに再開。

双方の対立が続く中国による知的財産権侵害などが議論される。

株価は反発して寄り付き、中国市場への依存度が比較的高いキャタピラーやスリーエム(3M)などの銘柄が買われた。

ただ、朝方に発表された一連の経済指標が軟調だったため上値は重く、一時前日終値を挟んで小動きとなった。

米商務省が発表した2018年10~12月期の実質GDP(国内総生産)確定値は前期比2.2%増と、速報値(2.6%増)から下方修正され、市場予想(2.4%増)も下回った。

同四半期の税引き後企業利益も前期比横ばいにとどまり、米経済の減速懸念を強める結果となった。

今月に入り経済協力開発機構(OECD)や欧州中央銀行(ECB)が相次いで経済見通しを引き下げ、米連邦準備制度理事会(FRB)も年内の想定利上げ回数を2回から0回に引き下げたことから、市場では景気先行き懸念が根強い。

このため「米中協議への期待で押し上げられたものの、株価はやや不安定だった」(日系証券)との指摘も聞かれた。

個別銘柄(暫定値)では、シティグループが2.1%高。

バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)、JPモルガン・チェース、ナイキがいずれも1.1%高。

キャタピラーは0.9%高、3Mは0.7%高、ボーイングは0.1%高。

半面、通信大手が軒並み下落し、スプリントが6.1%安、TモバイルUSが4.3%安、ベライゾンが3.0%安、AT&Tが1.2%安。

スプリントとTモバイルの統合をめぐる当局の批判的な姿勢を伝えた報道が嫌気されたもようだ。

◆海外市場スケジュール
米2月個人所得(21:30)
米2月個人支出(21:30)
米3月シカゴ購買部協会指数(22:45)
米2月新築住宅販売(23:00)

○今週注目ポイント
通商問題
日本2月雇用統計
英国EU離脱問題
為替レート

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