【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1344円92銭(-57円21銭)
◆市場分析
日経平均は5日続落。
朝方は買いが先行。
米中貿易協議への警戒感を背景に9日の米国株式は
下落したものの、直近の大幅続落で押し目買いが
入りやすく、円弱含みもあって上昇。
後場は、米中貿易協議を前に海外短期筋の
株価指数先物売りが観測され、再度マイナス圏入りし、
一巡後は買い戻しの動きに下げ渋りましたが、
戻りは限定的でした。
日経平均株価は前営業日比57円21銭安の
2万1344円92銭で取引を終了。
値上がり銘柄数は1055、
値下がり銘柄数は1004、
変わらずは81でした。
市場からは「日経平均は75日線や日足一目均衡表の
『雲』上限を割り込み、調整を引きずる可能性がある。
ただ、米中協議は完全に決裂した訳ではなく、
両国トップ会談への期待もあり、ここから下は
押し目買いゾーンになるとみている」(中堅証券)との
声が聞かれました。
そろそろ押し目買いを狙う動きがみられそうですが、
慎重に値きを追う必要があるでしょう。
◆国内の主なスケジュール
3月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
大和ハウス、三菱マ、JXTG、大林組、エーザイ、国際帝石、デンカ、丸一管、大正薬HD、東芝プラ、王子HD、住友ベ、LIXILG、Tナカヤマ、森永乳、明治HD、三菱ガス、持田薬、東急、マルハニチロ、熊谷組、寿スピリッツ、ハウス食G、TIS、ガンホー、大陽日酸、日本新薬、コニカミノルタ、ブリヂストン、日製鋼、DOWA、アルバック、日光電、ホトニクス、太陽誘電、めぶきFG、いすゞ、NOK、第一興商、シチズン、凸版印、ユニチャーム、ヤオコー、千葉銀、ふくおか、JR九州、NIPPO、GSユアサ、アズワン、グリコ、ユー・エス・エス、東芝、スクエニHD
【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25942.37USD (+114.01)
[ナスダック] 7916.94ポイント(+6.35)
[シカゴ先物] 21505(ドル建て)、21490(円建て)
◆NY市場分析
週末10日のニューヨーク株式相場は、米中貿易協議の決裂が回避されたことを好感して反発した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比114.01ドル高の2万5942.37ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は6.35ポイント高の7916.94で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2449万株増の9億2083万株。
トランプ米政権は10日未明、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)相当に課している追加関税を10%から25%に引き上げた。中国も報復措置を取る構えを示していたことから、市場では「貿易戦争」激化への懸念が拡大。リスクオフの地合いとなる中、ダウは午前中に一時358ドル安まで下げた。
ただ、この日まで開かれた閣僚級貿易協議の終了後、トランプ大統領が「両国の通商関係の状況について率直かつ建設的に話し合った」とツイートし、今後も協議を継続することを表明。「協議決裂という最悪の事態は避けられた」(日系証券筋)との安心感が広がり、ダウは午後に入りプラス圏に浮上し、終盤にかけて上げ幅を広げた。
一方、この日、新規株式公開(IPO)を実施した米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの初値は1株42ドルと、公募価格(45ドル)を下回った。終値も7.6%安の41.57ドルと振るわなかった。市場関係者は「収益性への懸念に加え、(米中摩擦で)投資マインドが悪いタイミングでの上場となった」(同筋)と話した。
個別銘柄(暫定値)では、ウォルマートが2.4%高とダウの上昇を主導。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)とコカ・コーラが1.7%高、トラベラーズが1.5%高で続いた。一方、アップルは1.4%安、インテルは0.9%安、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは0.3%安となった。
◆海外市場スケジュール
IoT見本市「インターネット・オブ・シングス・ワールド2019」(カリフォルニア、~5/16)
○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
中国4月小売売上高
英国EU離脱問題
