【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1188円56銭(+121円33銭)
◆市場分析
日経平均は8日ぶり反発。
朝方は、米中貿易交渉への過度な警戒感が和らぎ、
14日の米国株式が上昇したことで買いが先行。
いったん下げに転じた後、中国・上海総合指数の
上昇を受け、再度プラス圏入りしましたが、
午前11時に発表された中国経済指標が市場予想を
下回ったことが重しとなり、前引けにかけて
小安い水準で推移。
後場は、株価指数先物買いを交えて再び切り返し、
終盤には一時2万1191円53銭まで上昇。
日経平均株価は前営業日比121円33銭高の
2万1188円56銭で取引を終了。
値上がり銘柄数は1359、
値下がり銘柄数は716、
変わらずは65でした。
市場からは「米中貿易問題は大方織り込んだ。
主要企業の決算発表が出てPERは12倍割れに
低下しており、下げ過ぎの水準だ。
米中問題でなお不透明感を残すが、
ある程度のリバウンドは期待できる」(国内投信)
との声が聞かれました。
米中問題次第でまた急落の火種があるなか、
過度な上昇の期待はしないほうが良いかもしれません。
◆国内の主なスケジュール
4月企業物価指数(8:50)
5年国債入札
《決算発表》
ダイニック、旭コンクリ、サイボー、ミューチュアル、大同信、日タング、ニュートンFC、ティラド、うかい、住友不、日テレHD、東テク、アイレックス、あおぞら、タカラレーベン
【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25648.02USD (+115.97)
[ナスダック] 7822.15ポイント(+87.65)
[シカゴ先物] 21170(ドル建て)、21160(円建て)
◆NY市場分析
15日のニューヨーク株式相場は、世界的な通商摩擦激化への過度な懸念が後退する中、続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比115.97ドル高の2万5648.02ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同87.66ポイント高の7822.15で終わった。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4159万株減の7億6801万株。
15日発表された米中両国の軟調な経済指標を受け、同日の取引は売り先行でスタート。
中国では、4月の小売売上高が約16年ぶりの低い伸びとなったほか、鉱工業生産の伸びも鈍化。
米国でも4月の小売売上高が前月比0.2%減と市場予想(0.2%増)に反してマイナスに落ち込み、鉱工業生産指数も0.5%低下と振るわなかった。
通商問題で激しく対立する両国経済の先行き懸念から、ダウは序盤に一時190ドル安まで売られた。
ただ、その後にトランプ政権が検討する輸入自動車への追加関税措置をめぐり、発動判断を最大6カ月先送りすると複数の米メディアが報道。大統領判断の期限が18日に迫る中、世界的な通商摩擦激化への懸念が和らぎ、ダウはプラス圏に浮上。
暗礁に乗り上げている米中貿易協議についても、ムニューシン米財務長官が議会証言で「近い将来、北京に行く見通しだ」と協議再開に意欲を示したことも投資家心理の改善につながった。
中国からの輸入品2000億ドル分への追加関税を25%に引き上げたトランプ政権は、さらに現在対象から外れている3000億ドル分にも関税を上乗せする準備を進め、強硬姿勢を強めている。
ただ、市場では、中国の輸入品への全面課税は最終的に回避されるとの見方が強く、「株価が下がる場面では投資家が押し目買いを入れている」(大手証券)という。
個別銘柄(暫定値)では、フェイスブックが3.1%高、アマゾン・ドット・コムが1.7%高、アップルが1.2%高。フォード・モーターが1.2%高、ゼネラル・モーターズ(GM)が0.9%高。ボーイングが0.8%高。一方、メーシーズが0.5%安、ウォルマートが0.4%安だった。
◆海外市場スケジュール
米4月住宅着工件数(21:00)
米5月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
IoT見本市「インターネット・オブ・シングス・ワールド2019」(カリフォルニア、~5/16)
○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
英国EU離脱問題
