【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万884円71銭(+110円67銭)
◆市場分析
日経平均は反発。
朝方は、メキシコへの追加関税先送り報道を背景に
6日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行。
円高・ドル安一服も支えとなり、
伸び悩む場面もありましたが、
買い気は根強く、後場では
2万907円77銭まで上昇した後、
大引けにかけて
高値圏で推移していきました。
日経平均株価は前営業日比110円67銭高の
2万884円71銭で取引を終了。
値上がり銘柄数は1499、
値下がり銘柄数は560、
変わらずは82でした。
休日前で、米国の雇用統計も控えていたことから
「海外投資家は様子見ムード」(銀行系証券)
個人投資家中心の取引で売買代金は伸びず、
日経平均の上げ幅も限られました。
米国とメキシコの関係については、
「早晩、着地点を見いだすのだろう」(大手証券)
と楽観する向きもある一方、
米中の貿易摩擦は
「中国側が持久戦の構えになりつつある」
など解決の糸口が見えない状況で、
投資意欲を抑えています。
現在価格は上昇傾向にありますが、
上げ幅は予想よりも小さい状況が続いています。
しばらく値幅の少ない相場が継続する見通しです。
◆国内の主なスケジュール
1-3月期GDP改定値(8:50)
4月経常収支(8:50)
5月景気ウォッチャー調査
《決算発表》
学情、サトウ食品、コーセーアールイ、シーアールイー、ザッパラス、ライクキッズN、Casa、萩原工業、ピジョン、シルバーライフ
【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25983.94USD (+263.28)
[ナスダック] 7742.1ポイント(+126.55)
[シカゴ先物] 21035(ドル建て)、21035(円建て)
◆NY市場分析
週末7日のニューヨーク株式相場は、米利下げ観測の高まりを背景に5日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比263.28ドル高の2万5983.94ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は126.55ポイント高の7742.10で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5840万株減の7億6750万株。
米労働省が朝方発表した5月の米雇用統計は、景気動向を反映する非農業部門の就業者数が前月比7万5000人増と、市場予想(18万5000人増)を大幅に下回った。景気下支えのために米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の利下げに動くとの観測に弾みが付き、株価を押し上げた。
パウエルFRB議長は4日、中国などとの貿易摩擦激化が景気悪化につながれば、利下げを含む金融緩和策を講じることを示唆。株価は同日以降、利下げ期待に支えられて大幅高が続くが、弱めの雇用統計を受けて市場の期待はさらに膨らみ、FRBが早ければ7月にも利下げを実施するとの観測が広がっている。
一方で、米政権が10日に予定する対メキシコ関税発動は、延期や回避などの可能性が報じられる中、「市場の懸念はそこまで強くない」(日系証券)との指摘が聞かれた。米・メキシコ両政府はこの日、メキシコ国境からの不法移民流入対策をめぐり3日目の協議を実施。メキシコが中米からの難民を受け入れる妥協案を示したことが報じられたほか、トランプ米大統領もこの日、メキシコとの合意の可能性が「十分にある」との見方をツイッターに投稿した。
個別銘柄(暫定値)では、フェイスブックが3.0%高、マイクロソフトが2.8%高、アップルが2.7%高と、IT大手が相場をけん引。このほか、ビザとジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が共に1.9%高、ウォルマートが0.9%高。一方、利下げ観測の高まりで利ざや縮小懸念が強まったため大手金融株が軒並み売られ、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が1.3%安、シティグループが1.2%安、JPモルガンが1.1%安。この他、ベライゾン・コミュニケーションズが0.5%安となった。
◆海外市場スケジュール
中国5月貿易収支
○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
中国5月小売売上高(11:00)
メジャーSQ
英国EU離脱問題
