2019年7月29日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1658円15銭(-98円40銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

朝方は売りが先行。

寄付き後、21700円を超える場面もありましたが、
買いが続かず小幅安で推移。

一時、21590円66銭(前日比165円89銭安)
まで下げ、軟調な展開になるかと思われましたが、
その後下げ幅を縮小して取引を終えました。

東証業種別株価指数では全33業種中、値上がりは10業種、
値下がりは23業種。騰落率上位が情報・通信業、医薬品、
下位は非鉄金属、機械。

日経平均株価は、前営業日比98円40銭安
の2万1658円15銭で終了。

値上がり銘柄数は626、
値下がり銘柄数は1415、
変わらずは110でした。

25日の欧米株安を受けたことや、昨日約2カ月半ぶりの
高値水準となったこともあり、利益確定売りが出やすく
下げ幅を広げる展開でした。

心理的に売りが出やすい水準に加え、週末ということも
あり、手じまう動きとみられます。

米国の今後の利下げ幅について、
「大幅な緩和を期待する投資家からの利益確定売り
圧力は相当強い」(銀行系証券)との声が聞かれました。

連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、
米国金利の動向を見極めたいとのことから、
積極的な売買は来週も手控えられそうです。

◆国内の主なスケジュール

日銀金融政策決定会合(~7/30)
6月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
松井証、トクヤマ、大正薬HD、コクヨ、塩野義、SMK、ニフコ、キーコーヒー、東ガス、寿スピリッツ、シミックHD、ルネサンス、フジッコ、マクニカ富士、多木化、JSR、大日住薬、アンジェス、日電硝、横河ブHD、弁護士コム、コマツ、小森、日精工、日立、スタンレ電、ファナック、シマノ、アコム、オリックス、ハマキョウ、日立物、DTS、SCSK、東京エネシス、ベネ・ワン、田辺三菱、ゼンリン、大ガス、特殊陶、ユニゾHD、日証金、タカラレーベン

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 27192.45USD (+51.47)
[ナスダック] 8330.21ポイント(+91.67)
[シカゴ先物] 21655(ドル建て)、21650(円建て)

◆NY市場分析
週末26日のニューヨーク株式相場は、米景気に対する安心感から買われ、3日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比51.47ドル高の2万7192.45ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は91.67ポイント高の8330.21と、2日ぶりに史上最高値を更新して引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億1653万株減の7億6037万株。
米商務省が朝方発表した2019年4~6月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.1%増と、前期(3.1%増)から急減速した。ただ、市場予想(ロイター通信調べ)の1.8%増を上回ったほか、GDPの約7割を占める個人消費が4.3%増と大きく伸びたことから、市場では景気に対する警戒感が後退し、消費関連株などに買いが入った。

また、米グーグルの持ち株会社アルファベットが前日引け後に発表した4~6月期決算は、純利益が前年同期比3.1倍の99億4700万ドルと過去最高を更新。コーヒーチェーン最大手スターバックスやインターネット短文投稿サイトのツイッターも同期決算がそれぞれ大幅な増益となったことを好感して買われ、相場全体をけん引した。この日はS&P500種指数も史上最高値を更新して終了した。

市場では「消費の強さからすれば個人的には利下げが必要な環境ではないと思うが、米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレが目標に届いていないといった理由で今月末に利下げに踏み切るのだろう」(日系証券)との声が聞かれた。

個別銘柄(暫定値)では、アルファベットが9.6%高と急伸。スターバックスとツイッターも共に8.9%高と大きく買われた。コカ・コーラは2.1%高、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は1.7%高、マクドナルドは0.5%高。一方、アマゾン・ドット・コムは1.6%安、ダウは3.3%安、スリーエムは2.3%安、シェブロンは1.5%安となった。

◆海外市場スケジュール
特になし

 ○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
FOMC(~7/31)
米7月雇用統計
米6月貿易収支