★「投資」のあと、投資家は起業家とどのように付き合うべきか★ (全3回 第1回)

有望なプロダクトを見つけ、経営者も将来性がある。出資契約も同意したため、契約書を取り交わして入金。いわゆるエンジェル投資の第一段階はここで完了です。ただ、意外に多くの投資家にとって自信がないのが、「ここからどのような距離感で起業家と付き合えばいいのか」ということ。週1で定例会の機会を持つのか。それとも起業家が困るまで連絡しないようにして、いざという時のアドバイザーとなるのか。どちらがいいのだろうかということ。

■「ハンズオン」を望んでいる起業家と望まない起業家

起業家と投資家の関係には、「ハンズオン」という言葉があります。投資家は以前、起業家として成功した人も多く、プロダクト開発や会社づくり、起業家としてのメンタリティなどアドバイス出来ることが数多くあります。それらの知識を前提に、起業家にアドバイスをしていきます。

起業家は自分一人では習得成し得なかったヒントをもとに事業を拡大します。時には投資家に「社外取締役」や「監査役」として社内に入って貰い、取締役会を強化する戦略もあります。これらは起業家の心の支えになるだけではなく、起業家にとって必須の「資金調達」において、更なる投資にとっての見映えを良くします。

一説になりますが、同じプロダクトを開発・提供する2社のスタートアップ(ベンチャー企業)があったとしても、片方に著名な成功者が付いていると、その企業価値は10倍にもなるといわれています。起業家にとって、これはとても心強いもの。

その一方で、投資家が社内に入る「ハンズオン」に対して、抵抗感を持つ起業家もいます。その事業に対して最も知っているのは起業家自身のわけで(だからこそ起業している)、ほかの成功例から「こうすべき」と言われても仕方がない、という考え方です。また、「こうすべき」に対して説明している時間があれば、営業をし、チームをまとめる、いわゆる企業価値の上昇を目指した方が何倍も効果的ではないか、という考え方です。

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「ハンズオン」に対して複数の見方が存在しますが、次回はこの「ハンズオン」の効力について解説があります。お楽しみに^^

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ドラゴントレーダーズクラブ事務局
https://dragontrade.club/

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