2019年10月1日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1755円84銭(-123円06銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

朝方は売りが先行。

寄り付きから10分足らずで売り物が一巡し、
安値圏のまま推移。

その後は売り買いともに細り、
動意に乏しいまま午前の取引が終了。

後場に入ると売りが増え、ジリジリと下げる展開に。

その後14時40分頃には、
2万1666円60銭(前日比212円30銭安)まで下げ幅を拡大。

引け間際には急な買いが入る展開となり、
安値から90円程度下げ幅を縮小して取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比123円06銭安
の2万1755円84銭で終了。

値上がり銘柄数は465、
値下がり銘柄数は1624、
変わらずは61でした。

トランプ米大統領が中国企業への投資制限を
検討しているとの報道で先週末27日の米国株が下落。

30日の東京市場でも米株に連動して大型株を中心に
売られる傾向で軟調に推移。

ただ、為替が1ドル=107円90銭前後と
27日大引け時点に比べ小幅の円安・ドル高で推移したため、
売りを急ぐ展開にはなりませんでした。

2万1800円付近では積極的な売りはみられず、
市場関係者からは「相場の底堅さが確認できた」
(中堅証券)との声も。

10月10日に米中の閣僚級の通商協議が開かれる予定
であり、
今週はこの結果を見極めたいとする多くの投資家が
様子を見ていきそうな雰囲気です。

◆国内の主なスケジュール
8月完全失業率(8:30)
8月有効求人倍率(8:30)
9月日銀短観(8:50)
9月新車販売台数(14:00)
9月軽自動車新車販売台数(14:00)
10年国債入札
消費税率を10%へ引き上げ実施
《決算発表》
キユーピー、ダイセキ、ダイセキソリュ、アヲハタ、日フイルコン、フロイント、キユソー流通

【海外】
◆経済指数
[ダウ]26916.83USD (+96.58)
[ナスダック] 7999.34ポイント(+59.71)
[シカゴ先物] 21895(ドル建て)、21865(円建て)

◆NY市場分析
週明け30日のニューヨーク株式相場は、アップルなどハイテク株がけん引し、3営業日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比96.58ドル高の2万6916.83ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は59.71ポイント高の7999.34で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億0026万株増の9億3721万株。
アップルはダウ指数構成銘柄の中で上昇率が最大。同社は主力スマートフォンの最新モデル「iPhone(アイフォーン)11」の出足が好調との報道や、金融機関による目標株価引き上げが好感され、買いが集まった。アップルへの部品供給企業にも買いが波及し、全11セクター中、ITセクターの上昇率が最大となった。

加えて、ナバロ米大統領補佐官はテレビのインタビューで、米政権が中国企業の米国での上場廃止などを検討しているとの報道を否定。この報道を嫌気し前週末に売りが出ていた、阿里巴巴(アリババ)集団や京東集団(JDドットコム)などの中国企業に買い戻しが入った。

今週はISM製造業景況指数(1日)やADP全米雇用報告(2日)、ISM非製造業景況指数(3日)、雇用統計(4日)など、注目指標の発表が続く。日系証券関係者は「これらの指標が良すぎると、連邦準備制度理事会(FBR)が示した利下げ打ち止め見通しを支える材料になる」と解説。市場が年内あと1回の利下げを織り込む中、これらの指標が市場予想を上回れば、売り材料となりそうだ。

個別銘柄(暫定値)では、アップルが2.4%高、ナイキとウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが1.7%高、メルクが1.5%高、マイクロソフトが0.9%高、アリババが0.8%高。一方、エクソンモービルが1.2%安、ビザが1.1%安、ゴールドマン・サックスとファイザーが0.8%安、ボーイングが0.6%安

◆海外市場スケジュール
中国建国70周年祝賀行事
米9月ISM製造業景気指数(23:00)
米8月建設支出(23:00)
休場:中国(~10/7)、香港

○今週注目ポイント
通商問題
米9月雇用統計
日本雇用統計
消費税10%増税
為替レート