2019年10月3日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1778円61銭(-106円63銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

朝方は売りが先行。

前日比200円弱安く寄付いた後、戻す場面もみられましたが
50円程度に留まり、再び寄値付近へ。

その後はこう着状態が続き、値幅のない展開になり
特に大きな動きが見られないまま前場が終了。

後場に入ると下げ幅を縮小する動きとなりましたが、
上値は重く、2万1800付近では頭を抑えられる形に。

引け間際も小幅な動きにとどまり、
値動きに乏しいまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比106円63銭安
の2万1778円61銭で終了。

値上がり銘柄数は1057、
値下がり銘柄数は1007、
変わらずは87でした。

9月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数の
悪化を受けて1日の米国株式が下落したことを受け、
東京市場も連動して軟調に推移。

米経済の先行きは再び不透明感が強まったこともあり
米長期金利も低下し、ドル円は107円60銭前後まで
下げる場面もありました。

香港情勢がデモ隊への発砲事件で混迷する恐れもあり、
「調整的な買い戻しが一巡した後は
改めて水準を切り下げやすい」(大手邦銀)との指摘も。

週末には米国9月非農業部門雇用者数変化・失業率の
発表を控えており、数値によっては市場のインパクトも
大きく変わるため、注目されそうです。

◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
不二越、平和堂、アオキスーパー、トライステージ、エスプール、KTK、バイク王、東海ソフト、クリーク&リバ、放電精密、ナガイレーベ、マルカ、毎コムネット、北恵

【海外】
◆経済指数
[ダウ]26078.62USD (-494.42)
[ナスダック] 7785.25ポイント(-123.44)
[シカゴ先物] 21365(ドル建て)、21345(円建て)

◆NY市場分析
2日のニューヨーク株式相場は、米経済の先行き懸念が強まる中、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比494.42ドル安の2万6078.62ドルで終了。終値としては8月下旬以来約1カ月ぶりの安値となった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は123.43ポイント安の7785.25で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億5188万株増の9億9935万株。
朝方に民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した9月の全米雇用報告では、非農業部門の民間就業者数が前月比13万5000人増と、市場予想(ロイター通信調べ)の14万人増を下回った。前日発表されたサプライ管理協会(ISM)の米製造業景況指数が約10年ぶりの低水準だったことと相まって、米経済への先行き懸念が拡大。ダウは続落して寄り付き、下げ幅は一時、600ドル近くに達した。

翌3日にはISM非製造業景況指数、4日に9月の米雇用統計の発表が控えている。日系証券関係者は「製造業の弱さが、米経済のエンジンとも言える消費やサービス業に波及することを市場は懸念している」と指摘。雇用の伸びについては「10万人あれば強いと言える。米中貿易摩擦が長期化する中、(雇用統計で)どの程度の数字が出てくるか注目される」(先の日系証券関係者)との声が聞かれた。

この日は来年の米大統領選で民主党の候補者指名を争うサンダース上院議員が、健康上の問題から選挙運動を休止することが伝わった。同氏が指名争いから降りれば、金融大手などに批判的な立場を取るウォーレン上院議員に支持が流れるとの観測から、相場の下押し要因となった。この他、S&P500指数が節目の水準を割り込んだことも売りを誘った。

個別銘柄(暫定値)では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが3.4%安、フォード・モーターとアメリカン・エキスプレス(アメックス)が3.3%安、シェブロンが3.2%安、コカ・コーラが2.9%安、アップルが2.5%安。一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は1.6%高と、ダウ指数構成銘柄では逆行高となった。

◆海外市場スケジュール
米8月製造業受注(23:00)
米9月ISM非製造業指数(23:00)
休場:韓国

○今週注目ポイント
通商問題
米9月雇用統計
消費税10%増税
為替レート