2019年11月12日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3331円84銭(-60円03銭)

◆市場分析
日経平均は5日ぶり反落。

朝方は買い先行で、一時2万3471円82銭
(前週末比79円95銭高)まで上昇する場面がありました。

一巡後は、直近連続上昇への警戒感もあり、
利益確定売りに下げる展開に。

後場後半には2万3323円02銭(同68円85銭安)まで軟化。

その後の戻りは鈍く、
大引けにかけて安値圏で推移しました。

日経平均株価は、前営業日比60円03銭安
の2万3331円84銭で終了。

値上がり銘柄数は1294、
値下がり銘柄数は787、
変わらずは72でした。

市場関係者は「これまでの上昇を考えれば、
小休止して当然」(大手証券)と冷静な反応。

日経平均は10月上旬以降、約2000円上昇し、
最近では連日で年初来高値を更新、
相場の過熱感が意識されやすい状況でした。

ただ、自社株買いと業績予想の下方修正を前週末の
引け後に発表したホンダは急伸。

良い材料を評価する投資家心理が確認され、
「相場が崩れる雰囲気はない」(銀行系証券)
と、市場関係者は前向きのようです。

◆国内の主なスケジュール
10月マネーストック(8:50)
10月工作機械受注(15:00)
30年国債入札
《決算発表》
日産自、日揮HD、鹿島、清水建、クラレ、日医工、大塚HD、浜ゴム、加藤産業、ヤクルト、タクマ、メニコン、山善、クレセゾン、協エクシオ、パーソルHD、GMOPG、ユーザベース、そーせい、ペプチド、富士フイルム、タカラバイオ、太平洋セメ、JFEHD、DOWA、SMC、ハーモニック、CKD、九州FG、NOK、タカラトミー、大日印、セイコーHD、イオンFS、ソニーFH、住友不、近鉄エクス、GMO、ニチイ学館、宝HD、カネカ、ユニバーサル

【海外】
◆経済指数
[ダウ]27691.49USD (+10.25)
[ナスダック] 8464.28ポイント(-11.03)
[シカゴ先物] 23380(ドル建て)、23370(円建て)

◆NY市場分析
週明け11日のニューヨーク株式相場は、米航空機大手ボーイング株の急騰を支えに3営業日連続で史上最高値を更新した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比10.25ドル高の2万7691.49ドルで終了した。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は11.03ポイント安の8464.28で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比7410万株減の7億8423万株(暫定値)。
前週は米中貿易協議の進展期待の高まりが米株高を演出したが、11日は膨らんだ期待がしぼんで、ダウは一時160ドル超下落。トランプ米大統領が8日、米中両国が互いの輸入品に課している追加関税を段階的に撤回することで一致したとする中国政府の見解に対し、現時点で「何も合意していない」と否定。さらに9日には「米国にとって適切な内容でなければ合意しない」と表明した上で、協議の進展具合は期待よりも遅いとも指摘し、投資家の楽観的な見通しに冷や水を浴びせた。

11日はベテランズデー(退役軍人の日)で債券市場は休場。薄商いの中、ダウは構成銘柄であるボーイング株の急騰を受け、中盤以降にプラス圏に浮上した。同社が2件の墜落事故を起こして運航停止となっている新型旅客機「737MAX」について、来年1月に運航が再開されるとの見通しを示したことが好感された。市場では「運航再開の見通しは少し甘いのではないかとの疑念はある。ただ、737MAXの欠陥をテストパイロットが早い時期から認識していたとの疑いが浮上するなど悪いニュースばかりが続いていたので、相場は大きく反応した」(準大手証券)とされていた。

個別銘柄(暫定値)では、ボーイングが4.7%高、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが5.1%高、テスラが2.4%高、メーシーズが1.1%高。一方、スプリントが3.3%安、TモバイルUSが1.6%安、クアルコムが2.3%安、マイクロン・テクノロジーが2.0%安。

◆海外スケジュール
独11月ZEW景況感指数(19:00)

○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
パウエル議長スピーチ
為替レート