2018年6月11日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
先週の日経は上昇。

メジャーSQに向けて先物市場に意図的な買いが入って相場を上昇させた週でした。

先週末はSQ通過で先物市場には利益確定売りも入りSQ値を下回って引けておりますので、
セオリーでは今週は軟調な相場が予想されます。

ただし、今週は重要なイベントを控えておりますので、これらイベント次第では相場は大きく動く事も予想されますので、

今週はこれら重要なイベントの結果を見てからというスタンスがベストではないかと思います。

テクニカルからでも、現在三角持合いを形成してきておりますでの、どちらかに大きく動く可能性もあります。

今週は、上値ポイントは22830円(先物)下値ポイントは22280円(先物)になります。

22280円どころがあればそこは割り切りで買いというスタンスです。

個別に関しては、今週も前述したように重要イベントが目白押しであり投資家は様子見姿勢が強くなると思われますので、個別推奨はもう少しお待ちください。

◆スケジュ―ル
11(月)
4月機械受注(8:50)
5月マネーストック(8:50)
5月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
アスカネット、学情、テンポスHD、サトウ食品、JPNミート、シーズHD、Casa、ナ・デックス、萩原工業、正栄食、トーホー

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25316.53USD (+75.12)
[ナスダック]7645.51ポイント(+10.44)
[シカゴ先物]22680(ドル建て)、22660(円建て)

◆NY市場分析
先週末のNYですが、割安感などから生活必需品株に資金が流入する流れが続き続伸という動き。

テクニカルからではこれまでの上値ポイントであった24830ドルを抜けてきた事で次の波動入りという動きです。

NY市場は中間選挙があるために崩れにくいという事はお伝えしておりましたのでそういう動きです。

テクニカルからでは分かりやい動きです。

さて今週ですが、週末のG7首脳会議、12日の米朝首脳会議、12-13日に開催されるFOMCなどの重要イベントを控えております。

マクロ経済指標としては5月消費者物価指数(12日)、5月生産者物価指数(13日)、5月小売売上高(14日)、5月輸入物価指数(14日)、6月NY連銀製造業景気指数(15日)など。

G7においては貿易問題では溝は埋まらずでしたが、これはある程度予想されていた事ですので、

それほど大きな影響はないと思いますが、この首脳会談を受けて本日のNY市場がどう反応するのか?注目となります。

テクニカルからでは、25800ドルに向けた動きです。

◆先物戦略
さて本日の日経先物ですが、先週末のNY市場は上昇も為替市場は円高でありほぼ変わらずの水準からのスタートが予想されます。

前述したように今晩はG7を受けたNY市場の動向、明日は米朝首脳会談が控えておりますので、

全般様子見姿勢が強くなりもみ合いの動きをイメージしております。

先物デイは22470買い→22500買い。

◆先物節目
22600・22660・22700・22750・22800・22850

◆海外市場スケジュール
11(月)
米3年国債入札
米10年国債入札
休場:豪

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