2020年1月29日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3215円71銭(-127円80銭)

◆市場分析

日経平均は続落。 

寄付きは、前日比200円以上安く始まり
昨日と同様リスクオフムードが継続。

下値を積極的に売り込むような動きは見られず、
2万3100円台の安値圏で推移。

後場に入ってからは、
為替市場が安定していたこともあって小幅な値動きに。

大引けにかけては、買い戻される展開となり
下げ幅を縮小して取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比127円80銭安
の2万3215円71銭で終了。

値上がり銘柄数は735、
値下がり銘柄数1335、
変わらずは89でした。

前日の米国市場では、新型コロナウイルスによる

肺炎の感染拡大を受けて世界経済鈍化への懸念が強まり、
主要3指数そろって1%強の下落。

世界的なリスクオフムードから
為替も1ドル=108円90銭台前後での円高基調に。

こうした背景から、
日経平均は前日比200円近く下げて始まった後、
低位圏での推移が続きました。

ただ、市場のムードは総悲観といった感じではなく
新型肺炎の行末やこれから始まる主要企業の決算などを
見極めたいといった思惑から、下げ渋る展開となりました。

ジャスダック市場の売買代金も高水準であることから、
個人投資家などの買い意欲は依然として旺盛とみられます。

◆国内の主なスケジュール
日銀金融政策決定会合の主な意見(1/20~21開催分)
《決算発表》
ファナック、キヤノン、LINE、オムロン、NEC、アドバンテ、日立ハイテク、ミスミG、日立建、日野自、サイバエージ、スクリン、NESIC、モバファク、アイザワ証、サカイ引越、帝国ホテル、ヤマト、養命酒、東エレデバ、イーブック、コムチュア、四国化、ノエビアHD、横河ブHD、小森、FTEC、FDK、日車輌、太平洋、前田工繊、SHOEI、バルカー、コメリ、H2Oリテイル、PALTAC、みち銀、アサックス、沖縄セルラー、東北電、メタウォーター、ナガセ、PI、日精化、ニッセイ、ゼンリン、西ガス、Vコマース、アイカ工、ビオフェル

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28722.85 USD (+187.05)
[ナスダック] 9269.68ポイント(+130.37)
[シカゴ先物] 23360(ドル建て)、23340(円建て)

◆NY市場分析

28日のニューヨーク株式相場は、新型肺炎の拡大を懸念した売り圧力が和らぎ、6営業日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比187.05ドル高の2万8722.85ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は130.37ポイント高の9269.68で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億6172万株減の8億7800万株。
中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者は100人を超え、患者数は4600人を突破。中国本土以外でも患者は17カ国・地域の60人以上に拡大した。ただ、訪中した世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が「中国が取る措置を断固支持する」と述べたことなどを受け、この日の市場では警戒感が幾分緩和。前日に急落していた反動もあり、朝方から買い戻しの動きが優勢となった。

米企業業績への期待も株価の上昇を支援した。取引終了後に2019年10~12月期決算の発表を控えたアップルに買いが膨らみ、1銘柄でダウを約59ドル押し上げた。インテルなどの半導体株やゴールドマン・サックスなどの金融株も相場をけん引した。コンファレンス・ボードが発表した1月の消費者景気信頼感指数などの経済指標が良好だったことも買い安心感につながった。

一方、日系証券関係者は「きょうの反発は、先週から続いた売りで値頃感が出たことが大きく、新型肺炎への懸念は続いている」と指摘。「あすのパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見で、世界経済への影響を踏まえたハト派的発言があるかもしれないとの思惑もあったようだ」と話した。

個別銘柄(暫定値)では、アップルが2.8%高、インテルが2.5%高、マイクロソフトが2.0%高と上伸。ゴールドマンとJPモルガン・チェースはそれぞれ1.9%高、1.8%高となった。半面、スリーエム(3M)が5.7%安、ファイザーが5.0%安と急落。コカ・コーラも0.8%安と売られた。

◆海外スケジュール
FOMC(~1/29)
米12月NAR仮契約住宅販売指数(1/30 0:00)

○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
FOMC
米10-12月期GDP速報値
日本雇用統計
為替レート