2020年3月3日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1344円08銭(+201円12銭)

◆市場分析

日経平均は6日ぶり反発。 

朝方は売りが先行。

2万800円台で寄付き、同水準で売り買いが交錯しますが
午前10時頃から一方的に買われる展開となり
プラス圏に浮上。

その後も断続的に買いが先行となり、
強気な値動きに。

後場に入ると、さらに一段高となり
安値から700円以上戻す場面も。

大引けにかけては、2万1300円台でもみ合いとなり
小幅に推移したまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比201円12銭高
の2万1344円08銭で終了。

値上がり銘柄数は1892、
値下がり銘柄数240、
変わらずは29でした。

新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感が
続くとともに、2月29日に発表された
中国2月景況感指数が過去最低水準へと急激に悪化。

前週末2月28日の弱い動きが継続し、
為替市場で円がドルやユーロに対して円高に
振れていることなどから、売りが先行。

日銀の黒田東彦総裁が午前10時前に
「潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく」
とする談話を発表。

これをきっかけに戻り基調を強め、プラス圏に浮上し
堅調な相場展開となりました。


◆国内の主なスケジュール
2月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
ナトコ、ダイサン、巴工業、エイケン工業、タカショー、ピープル

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26703.32 USD (+1293.96)
– [x] [ナスダック] 8952.17ポイント(+ 384.8 )
[シカゴ先物] 21435(ドル建て)、21425(円建て)

◆NY市場分析

週明け2日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、世界の主要中央銀行が協調的な金融緩和策に踏み切るとの期待から大幅反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比1293.96ドル高の2万6703.32ドルで終了。1日の上げ幅としては過去最大となった。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は384.80ポイント高の8952.17で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比8億0556万株減の18億2754万株。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に歯止めがかからない中、先週の金融市場は大きく動揺。ダウの1週間の下げ幅は3583ドルと過去最大、下落率は12.4%と2008年の世界金融危機以来の大きさとなった。

こうした中、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は先週末、緊急声明を発表し、追加利下げの可能性を示唆。日銀の黒田東彦総裁も2日、「潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく」との談話を発表したほか、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁も適切な措置を講じる用意があると表明した。

こうした動きを踏まえ、市場では利下げを含む主要中銀による協調的な景気刺激策が取られるとの期待が拡大。先進7カ国(G7)財務相に中銀総裁も加わった電話会議が3日に開かれるとの報道も期待を後押しし、ダウは終盤にかけて上げ足を速めた。これまで売り込まれていた米原油先物相場も7営業日ぶりに反発するなど、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。

日系証券筋は「先週の歴史的な株価急落で売られ過ぎた銘柄に買い戻しが入った」と指摘。一方で「新型ウイルスの感染者は各国で増え続けており、人が動かなければ経済は停滞する。しっかりとした対策を取らなければ、金融政策が無駄打ちに終わる可能性もある」と述べた。

個別銘柄(暫定値)では、アップルが9.3%高と急伸。ウォルマートは7.6%高、ユナイテッドヘルス・グループは7.1%高、マイクロソフトは6.7%高となった。トラベラーズは6.6%高、メルクは6.3%高、ベライゾン・コミュニケーションズは5.8%高。

◆海外スケジュール
米スーパーチューズデー

○今週注目ポイント
通商問題
コロナウィルスの収束
スーパーチューズデー
米2月雇用統計
為替レート