2020年3月4日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1082円73銭(-261円35銭)

◆市場分析

日経平均は反落。  

朝方は買いが先行。

寄付きは、前日比300円以上高く始まるものの
上値を追う動きまでとはならず、戻り売りの展開に。

少しずつ値を下げる形で上げ幅を縮小し、
午前11時前にはマイナス圏まで転落。

後場に入ってからは、さらに売りが優勢となり
下値模索の値動きに。

大引けにかけても、弱い動きが継続し
不安を残したまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比261円35銭安
の2万1082円73銭で終了。

値上がり銘柄数は189、
値下がり銘柄数1938、
変わらずは35でした。

現地2日の米国株式市場で、NYダウが過去最大の
上げ幅を演じたことやナスダック総合指数も
続急伸したこともあり、買いが先行。

為替相場の落ち着きも支えとなりましたが、
買い一巡後は、戻り待ちの売りに押され、
上値を抑えられる展開となりました。

市場からは「協調的な金融緩和が世界経済の
持続的な成長に寄与するとは思えない」(大手銀行)
といった声も。

株高継続への期待でリスク選好的な円売りが
一段と拡大する可能性については、
懐疑的な見方が多いようです。


◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
アインHD、内田洋、DyDo、オリバー、ウチダエスコ、泉州電、ティーライフ、アマナ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25917.41 USD (-785.91)
[ナスダック] 8684.09 ポイント(-268.08 )
[シカゴ先物] 20890(ドル建て)、20880(円建て)

◆NY市場分析

3日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急利下げに踏み切ったものの、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が強く、大幅に反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比785.91ドル安の2万5917.41ドルで終了した。下げ幅は一時、900ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は268.08ポイント安の8684.09で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比359万株減の18億2395万株。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大はいまだ終息の兆しがみえない。米国では、西海岸で感染者が増えつつあるほか、経済の中心地ニューヨーク州でも確認されている。ニューヨーク市内の高校1校は、感染が疑われるケースが見つかったとして、休校にする措置をとった。欧州やアジア各国でも感染拡大が続いている。

日米欧の先進7カ国(G7)は3日朝、共同声明を発し、新型肺炎を背景とする経済の下方リスクに対し、財政・金融政策を念頭に「あらゆる適切な政策手段を用いる」と確認した。その後、FRBは緊急の米連邦公開市場委員会を開き、0.5%の利下げに踏み切った。

市場では、具体策に乏しいG7声明への失望から反落して寄り付いた。緊急利下げ後には一時、上昇に転じ、2万7000ドル台を回復したが、投資家のリスク回避姿勢を反転させるには至らず、再び下落。その後は引けに向けて下げ足を速め、幅広い銘柄が売られる全面安の展開となった。

前日は、日米欧の協調利下げ観測が広がり、過去最大となる上げ幅を記録した。FRBの利下げが市場の想定の範囲内だったことで、前日の反動が出た側面もあったという。市場では、「FRBが想定以上に新型コロナの悪影響を警戒しているとの印象が広がった」(米エコノミスト)との見方もあった。

個別銘柄(暫定値)では、マイクロン・テクノロジーが5.1%安、アメリカン航空グループが5.4%安、シティグループが3.8%安、フェイスブックが5.4%安、スプリントが4.4%安、メーシーズが2.6%安、ゼネラル・モーターズ(GM)が2.9%安、マイクロソフトが4.8%安だった。一方、ウーバー・テクノロジーズは0.6%高、コカ・コーラが0.3%高、テスラが0.3%高だった。

◆海外スケジュール
米2月ADP全米雇用リポート(22:15)
米2月ISM非製造業指数(3/5 0:00)
ベージュブック

○今週注目ポイント
通商問題
コロナウィルスの収束
米2月雇用統計
為替レート