【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万9867円12銭(+168円36銭)
◆市場分析
日経平均は3日ぶり反発。
朝方から売りが優勢となり、
直後からも断続的に下落する展開に。
午前9時40分頃には、
1万8891円77銭(前日比806円99銭安)まで下げる場面も。
その後は、割安感から押し目買いが入り
下げ幅を縮小する動きに。
後場に入ってからも前場の流れを引き継ぐ形となり
プラスに転じるまで値を回復。
大引けにかけては、2万0000円まで迫る勢いでしたが
利益確定売りに押されて取引を終えました。
日経平均株価は、前営業日比168円36銭高
の1万9867円12銭で終了。
値上がり銘柄数は1645、
値下がり銘柄数477、
変わらずは42でした。
前日の米国株式市場では、寄り付き直後に
S&P500種指数が7%下落したことで
「サーキットブレーカー」が発動され15分間取引停止。
経済活動が停滞するなか、原油価格が急落したことで、
金融市場の新たなリスクになるとの不安が広がり、
米主要3指数も終日軟調に推移。
この影響をから日経平均は朝方に下げ幅を一時800円超に
広げる場面もありましたが、その後は海外短期筋による
買い戻しの動きが入り、下げ渋りの展開に。
新型コロナウイルスの感染拡大による景気失速懸念は根強いものの、米国をはじめとした経済対策策定機運の高まりを背景にした押し目買いが入りました。
◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
ステムリム、楽天地、Hamee、大盛工業、アイスタディ、テンポスHD、シルバーライフ、アゼアス、菊池製作、アセンテック、神島化、ベストワン、ハウテレビ、トーホー
【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25018.16 USD (+1167.14)
[ナスダック] 8344.25ポイント(+393.58 )
[シカゴ先物] 19980(ドル建て)、19975(円建て)
◆NY市場分析
10日のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領が大規模な景気対策の検討を表明したことを好感し、大幅反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1167.14ドル高の2万5018.16ドルで終了。1日の上げ幅としては過去3番目の大きさとなった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は393.57ポイント高の8344.25で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3億1471万株減の18億8170万株。
9日のダウは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大や原油価格の急落を嫌気し、2013ドル安で終了。1日の下げ幅としては過去最大となった。市場の動揺が続く中、トランプ大統領は同日、新型ウイルスの感染拡大で打撃を受けた業種を対象に、給与税減税や所得補償など「大規模な」景気対策の実現を与党共和党に働き掛けると表明した。
これを好感し、この日のダウは寄り付き直後から買われ、一時945ドル高まで上昇。しかし、景気対策の具体的な中身が決まっていないとの一部報道や野党民主党の反対の声などを受けて失望売りが膨らみ、ダウは午前中にいったんマイナス圏に沈んだ。
ただ、ムニューシン財務長官が民主党のペロシ下院議長との会談後、景気対策の実施に向けた超党派での合意を急ぐ考えを示したことなどを好感し、ダウは終盤にかけて上げ幅を拡大。前日に約25%下げた原油価格が反発したことも投資家心理の改善につながり、売り込まれていたエネルギーや金融、航空などの銘柄に買い戻しが入った。
市場関係者は「新型コロナ対策で金融政策に限界が見える中、財政政策を打ち出す動きが出てきたことをマーケットは評価している」(日系証券)と話した。
個別銘柄(暫定値)では、JPモルガン・チェースが7.8%高、ホーム・デポとアップルがともに7.2%高、マクドナルドが7.0%高。デルタ航空は4.5%高、アメリカン航空グループは15.3%高、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは12.4%高となった。
◆海外スケジュール
G20シェルパ(首脳補佐役)会議(サウジアラビア、~3/12)
米2月消費者物価指数(21:30)
米2月財政収支(3/12 3:00)
○今週注目ポイント
通商問題
コロナウィルスの収束
メジャーSQ
G20シェルパ(首脳補佐役)会議(サウジアラビア、~3/12)
為替レート
