2020年3月12日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万9416円06銭(-451円06銭)

◆市場分析

日経平均は反落。 

朝方は売りが優勢。

弱い形からの寄り付きとなりましたが、
直後から買いが膨らみ大きく反発。

プラスに転じる場面もありましたが、
2万0000円を目前にして失速。

その後は、徐々に売られる展開となり下げ幅を拡大。

後場に入ってからも、前場の弱い流れを引き継ぎ
下値模索をする値動きに。

大引け間際も、売りに押されたまま取引を終えました。
日経平均株価は、前営業日比451円06銭安
の1万9416円06銭で終了。

値上がり銘柄数は393、
値下がり銘柄数1718、
変わらずは54でした。

時間外取引での米株価指数先物が下落していたことから、
朝方の東京市場は売りが優勢に。

材料視されている米減税政策について、
トランプ米大統領が経済対策に関連した会見に
出席しなかったと報道。

政策期待への思惑が交錯しているようで、
その後は上昇に転じるなど引き続き
ボラティリティが激しい相場展開となりました。


◆国内の主なスケジュール
2月企業物価指数(8:50)
1-3月期法人企業景気予測調査(8:50)
2月都心オフィス空室率(11:00)
2年国債入札
《決算発表》
神戸物産、ラクスル、鎌倉新書、ドーム、シーイーシー、丹青社、プロレド、サムコ、ツクルバ、GA TECH、コーセーアールイ、トーエル、バルニバーヒ、シーアールイー、JMHD、ポールHD、シャノン、VALUENEX、オハラ、アイモバイル、フロンティアI、オーエムツー、サンオータス、REVOLUTI、日本テレホン、スバル興

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 23553.22 USD (-1464.94)
[ナスダック] 7952.05ポイント(-392.2 )
[シカゴ先物] 19160(ドル建て)、19165(円建て)

◆NY市場分析

11日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による景気悪化への懸念や米政府による景気対策の先行き不透明感から、大幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1464.94ドル安の2万3553.22ドルで終了した。終値の下げ幅は過去2番目の大きさ。取引時間中には一時1600ドルを超え、全面安の展開となった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は392.20ポイント安の7952.05で終わった。

ダウ平均は最高値を付けた2月12日の2万9551.42ドルから下落率が2割を超え、「弱気相場」入りした。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億0773万株減の18億1639万株(暫定値)。

米ジョンズ・ホプキンス大学によると、新型コロナの感染者は12万人を突破した。米国でも1000人を超え、急速に拡大。集会やイベントを控える動きが広がるなど、経済活動の縮小が景気悪化を招くとの懸念が高まっている。トランプ大統領は、給与税減税など「大規模」な経済対策を提案しているが、具体的な内容が明らかになっていないのに加え、議会からは異論も上がっており、先行きは不透明だ。

ダウ平均は、午前中から1000ドル超下落し、ほぼ全業種が売られる展開となった。産油国間の対立を背景にした原油安を受けたエネルギー関連株や、金利低下を嫌気した金融株の下げがきつい。世界保健機関(WHO)が「パンデミック(世界的流行)」を表明すると、一段と下げ幅を広げた。

前日には、米景気対策への期待感から1000ドル超上昇しており、その反動が出た側面もある。このところ、1000ドルを超える上昇と下落を繰り返す極端な乱高下が続いている。米著名ストラテジストのジム・ポールセン氏は、米CNBCのインタビューで「投資家は恐れから取引している」と話し、新型コロナの経済への影響がはっきりしないことが、過度な株価下落を起こしている可能性があると指摘した。

英国やカナダ、日本など各国で財政出動の検討が進み、日米欧の中央銀行による追加緩和への期待は高まっている。ただ、「後手に回っている印象を受ける。株価の底がみえず、対策が十分なのか市場も判断できない」(日系証券)などと、市場への効果を疑問視する声も出ている。

個別銘柄(暫定値)では、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)は4.0%安、ゼネラル・エレクトリック(GE)は7.2%安、フォード・モーターが5.8%安、アップルが3.5%安、エクソン・モービルが3.3%安、アメリカン航空グループが4.4%安、ウーバー・テクノロジーズが9.4%安、JPモルガン・チェースが4.7%安、インテルが4.3%安、ツイッターが8.8%安、ボーイングが18.2%安、モルガン・スタンレーが6.7%安だった。

◆海外スケジュール
G20シェルパ(首脳補佐役)会議(サウジアラビア、~3/12)
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
米2月生産者物価指数(21:30))

○今週注目ポイント
通商問題
コロナウィルスの収束
メジャーSQ
G20シェルパ(首脳補佐役)会議(サウジアラビア、~3/12)
為替レート