2020年3月27日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万8664円60銭(-882円03銭)

◆市場分析

日経平均は4日ぶりに反落。

前場では、大幅な上昇となっていた反動や
短期的な利益を確定する売りが優勢。

前引けにかけて
下げ渋りをみせる展開に。

後場にはもみ合いが続いたが、
大引け間際に一時18512円81銭まで下落。

取引開始から売り圧力が強く下げ幅が拡大。
その後は下げ幅を縮小する場面もありましたが
大引けにかけて急落しました。

日経平均株価は、前営業日比882円03銭高
の1万8664円60銭で終了。

値上がり銘柄数は897、
値下がり銘柄数は1226、
変わらずは45でした。

本日の東京市場は前日までの3営業日で3000円近い
上昇かつ節目の1万9000円を回復した短期的な達成感
などから利食い売りの動きが先行した。

米国株先物が時間外取引で下落したことも
株式の売り材料となり、下げ幅が一時前日比1000円を
超える場面も見られた。

市場では「海外の短期投資ファンドによる売りが再燃した」
(銀行系証券)との声が上がった。

週末の外出自粛呼びかけなど
コロナウイルスの余波は続く見通しになる。

◆国内の主なスケジュール
配当・優待権利付き最終日
3月都区部消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
トシンG、出前館、ハニーズHLD、ジャステック、ミタチ、ニイタカ、ヒマラヤ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 22552.17 USD (+ 1351.62)
[ナスダック] 7797.54ポイント(+413.24)
[シカゴ先物] 19475(ドル建て)、19105(円建て)

◆NY市場分析

26日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルス問題を受けた大規模な米経済対策の早期実現を期待し、3日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均の終値は前日比1351.62ドル高の2万2552.17ドル。ダウは直近安値から20%超上昇し、米メディアによると、11日から続いた弱気相場は史上最短で終了した。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は413.24ポイント高の7797.54で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億9958万株減の17億0647万株。

米議会上院は25日夜、個人への現金給付や企業への資金支援などを盛り込んだ総額2兆ドル(約220兆円)規模の経済対策法案を可決した。下院も27日に採決する見通し。米国内総生産(GDP)の1割に相当する大規模な経済対策の早期実現への期待から、この日の市場では幅広い銘柄に買いが入った。

パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が26日、金融安定監視評議会(FSOC)で「FRBは経済を守るためにあらゆる政策手段を講じる」と発言したことも投資家の安心感につながり、ダウは終盤に上げ足を速めた。

一方、米労働省が朝方発表した21日までの1週間の新規失業保険申請は、季節調整済みで328万3000件と前週比で約12倍に増え、過去最大を記録。新型コロナの影響で工場の操業停止や店舗閉鎖が相次ぎ、企業によるレイオフ(一時解雇)が急増した。ただ、市場では最大400万件との事前予想も出るなど数値の悪化が見込まれていたこともあり、相場への影響は限定的だった。

個別銘柄(暫定値)では、ボーイングが13.8%高とダウ平均の上昇を主導。シェブロンが10.3%高、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが10.2%高、ユナイテッドヘルス・グループが8.9%高で続いた。インテルは8.4%高、マイクロソフトは6.3%高、アップルは5.3%高。一方、化学大手ダウは2.3%安と売られた。

◆海外スケジュール
米2月個人消費所得・個人支出(21:30)

○今週注目ポイント
コロナウィルスの収束
配当・優待権利付き最終日(27日)
為替レート