2018年6月13日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は続伸。

歴史的な米朝首脳会談というイベントを受けて、目先筋のヘッジファンドが思惑で先物を上下に動かしたという印象でした。

ただ、寄り付きを高値にして引け値は低かった事を考えれば材料出尽くしという動きでした。

会談内容が伝わってきましたがほぼ進展なしという内容であり、やはりトランプ大統領の政治的ショーという側面が強い会談であったと思います。

合意文書は、完全な非核化、平和体制保証、朝米関係正常化の推進、朝鮮戦争戦死者の遺骨送還の4項目。

しかし、どれも具体的な内容に踏み込んでおらずで、北朝鮮のペースで終わった米朝首脳会談というところです。

テクニカルからでは、昨日「今週テクニカルポイントで示していた22830円を抜けてのスタートになるために23000円大台に向けた動きが予想されます」という事で、

とりあえずはザラ場では大台達成しました。

今の日経は、為替市場との連動性がとても強くなってきております。

これは、為替・先物を絡めた先物取引が活発化しているからであり、先物主導で日経が動いている証拠です。

為替市場に関しては、110円30銭を明確に抜けてくれば111円方向になりますので、為替市場の動向には注目です。

◆スケジュ―ル
13(水)
《決算発表》
ヤーマン、神戸物産、カイカ、Hamee、トーエル、バルニバーヒ、稲葉製作、ウエスコHD、HyAS&Co.、石井表記、アイモバイル、コーセル、クロスフォー、小林

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25320.73USD (-1.58)
[ナスダック]7703.79ポイント(+43.87)
[シカゴ先物]22835(ドル建て)
22795(円建て)

◆NY市場分析
NYですが、米朝首脳会談はほぼ意識されず今晩予定されているFOMCの結果を見極めようと終日方向感ない動きでした。

正直、米国においては北朝鮮の脅威はそれほどないはずであり、

米国市場もあくまでもトランプ大統領の政治的なショーであったという見方であると思います。

◆先物戦略
さて本日の日経先物ですが、NY市場は小動きでほぼ前日比変わらずのスタートが予想されます。

今晩はFOMCでの結果が発表されますので、終日もみ合い小動きが予想されます。先物デイは22740買い→22770売り。

◆先物節目
22740・22830・22860・22900・22940

◆海外市場スケジュール
13(水)
パウエルFRB議長会見
米5月生産者物価指数(21:30)
《米決算発表》
プログレッシブ・コープ
休場:韓国

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