2020年4月28日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
1万9783円22銭(+521円22銭)

◆市場分析

日経平均株価は大幅反発。

朝方は、米追加経済対策の成立などを好感し、
前週末の米国株式が上昇した流れを受け、
広範囲に買いが先行しました。

日銀は27日、金融政策決定会合で
追加の金融緩和を決定(午後0時8分に報道)、

ほぼ事前報道に沿った内容となり、
後場寄りの反応は鈍かったが、
その後は再び上げ幅を広げ、

大引けにかけて、堅調に推移していきました。

日経平均株価は、前営業日比521円22銭高
の1万9783円22銭で終了。

値上がり銘柄数は1752、
値下がり銘柄数は369、
変わらずは49でした。

27日の東京株式市場は、
前週末に米国株が上昇した流れを引き継ぎ、
堅調に始まりました。

午後は日銀の追加金融緩和や
米株価指数先物の上昇を好感し、高値圏で推移。

ファナックやアドバンテスが
前週末に公表した決算は「市場予想ほど悪くない」
(大手証券)と受け止められ、
朝から輸出株に買いが集まりました。

日銀が金融政策決定会合で追加緩和を決めると
「マイナス金利の影響が軽減される」
(資産運用会社)と好感され、銀行株が上昇。

また、「資金繰りが苦しい企業にプラスになる」
(銀行系証券)との見方から鉄鋼株なども大幅高となりました。

米株高などの好材料により
投資家心理が改善されているようです。

ですが、依然として先行き不安な経済状況は続いているため、
経済全体の状況を加味しつつ、慎重な判断を心がけましょう。

◆国内の主なスケジュール
3月失業率(8:30)
3月有効求人倍率(8:30)
《決算発表》
NTTドコモ、キーエンス、OLC、信越化、JR東日本、富士通、NRI、シマノ、LINE、東ガス、小林製薬、ANA、ヤマトHD、ヒューリック、中国電、邦ガス、SCSK、レーザーテク、ZOZO、山崎パン、日通、ポーラオルHD、SBI、日立物、NSSOL、NESIC、マブチ、ゼオン、九電工、四国電、関電工、ショーワ、テクノプロHD、トクヤマ、ISID、日電硝、日本電設、中電工、東海理化、オークマ、トッパン・F、コメリ、兼松エレク、タダノ、西ガス、栄研化、MARUWA、モリタHD、岡三、フューチャー、EMシステムズ、Vコマース、ゼンリン、木曽路、Aiming、エリアリンク、バンクイノベ、プロパティD、ネットイヤー

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 24133.78USD (+ 358.51)
[ナスダック] 8730.16ポイント(+ 95.64 )
[シカゴ先物] 19850(ドル建て)、19790(円建て)

◆NY市場分析

週明け27日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染封じ込めのために制限が続く経済活動の再開への期待から4営業日続伸となった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比358.51ドル高の2万4133.78ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は95.64ポイント高の8730.16で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億2824万株減の9億7292万株。

感染がもっとも深刻なニューヨーク州は、業種や地域ごとに段階的に外出制限などを緩和していく計画を示している。複数の州が徐々に規制を解除していく方針で、ジョージア州は一部の経済活動を再開させた。こうした動きを市場は好感し、幅広い銘柄が買われ、ダウ平均は続伸した。

金融株やレジャー関連株の上昇が目立つ。JPモルガン・チェースが4.1%高、バンク・オブ・アメリカが5.7%高。MGMリゾーツ・インターナショナルは9.2%高、ラスベガス・サンズは5.9%高、ウォルト・ディズニーが4.8%高だった。

市場では、「早急な経済活動再開で感染拡大の『第2波』がくれば、景気後退が長引く」(米エコノミスト)などと懸念する声もあった。

原油先物WTIの6月物は、エネルギー需要減や在庫増による貯蔵スペース不足への懸念が強まり、節目の1バレル=15ドルを割り込み、2割超下落。エネルギー関連銘柄は伸び悩んだ。

そのほか、フォード・モーターは6.2%高、テスラは10.2%高だった。一方、「アイフォーン(iPhone)」新型機の量産が遅れると報じられたアップルは0.1%高にとどまった。

◆海外スケジュール
FOMC(~4/29)
米2月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米4月消費者信頼感指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
各企業決算発表
FOMC
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
為替レート