【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万193円69銭(+422円50銭)
◆市場分析
日経平均は大幅反発。
朝方は、買い優勢。
新型コロナウイルスの治療薬開発の
動きが背景となり、幅広い業種が上昇。
一巡後は戻り売りに上値が重くなる場面
もあったが、総じて高値圏でもみ合いに。
後場は一段高し、一時上昇する場面があった。
一巡後は戻り売りに抑えられ、引けにかけて
上値が重くなる形となった。
30日の東京株式市場の日経平均株価は、
前営業日比422円50銭高の2万193円50銭で終了した。
値上がり銘柄数は1490、
値下がり銘柄数は630、
変わらずは51でした。
30日の東京株式市場は、3月6日(終値2万749円75銭)
以来ほぼ2カ月ぶりとなる2万円回復を果たした。
新型コロナ治療薬への期待感とともに米経済活動の
再開思惑を背景に29日の米国株式が上昇した
流れを受けたものとみられる。
経済活動の早期再開に対する期待感はセクターごと
の動向にも表れ、鉄鋼など景気敏感業種の上昇率が
大きかった。
一方で、景気に業績が左右されにくいとして
これまで堅調さが目立っていた食品株などは下落した。
経済活動が停滞した影響で企業の倒産や失業が増えており、
コロナ収束後の景気のV字回復シナリオには
懐疑的な意見も多い。
「感染の第2波が到来する可能性も決して小さくない」(国内証券)と警戒姿勢を崩さない市場関係者もいた。
景気回復の兆しが見られたものの、
引き続き慎重な動きを要す展開となりそうだ。
◆国内の主なスケジュール
日銀金融政策決定会合議事要旨(3/16開催分)
4月都区部消費者物価指数(8:30)
4月新車販売台数(14:00)
4月軽自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
三井物、協和キリン、野村不HD、八十二、ジョイ本田、TKC、アクシアル、兼松、タキロンシーアイ、インソース、三協フロン、手間イラズ、イチネンHD、ハリマ化成G、電算システム、アルインコ、JIA、千趣会、JUKI、共和レザ、クリエート、ダイナックHD、高松機械、SDSバイオ、ジャパンF、東海リース、ニチダイ、シスロケ、京写、YKT、プロルート、東北化学、タウンニュース、セキド
【海外】
◆経済指数
[ダウ] 24345.72 USD (-288.14)
[ナスダック] 8889.55ポイント(-25.16 )
[シカゴ先物] 20035(ドル建て)、19990(円建て)
◆NY市場分析
30日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、米景気の急激な悪化を示す経済指標が相次いだのを嫌気し、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比288.14ドル安の2万4345.72ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は25.16ポイント安の8889.55で終わった。
ダウ平均は4月に入り、新型コロナ感染封じ込めのため、事実上停止している経済活動の再開に向けた動きへの期待から11.1%上昇した。米メディアによると、上昇率は1987年以来の大きさとなった。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3億1317万株増の15億8418万株。
朝方発表された米新規失業保険申請件数は、約380万件と高水準が継続した。新型コロナの影響が本格化し始めた3月中旬から6週間の累計は3000万件を超え、深刻な労働市場の悪化を示した。3月の米個人消費支出(PCE)も過去最大の落ち込みとなった。こうした経済指標が投資家心理を冷やし、幅広い業種で売りが先行した。
バンク・オブ・アメリカの3.0%安やウェルズ・ファーゴの3.2%安など金融株の下げがきつい。1~3月期が大幅な赤字決算だったアメリカン航空グループは4.9%安、広告収入の激減で赤字に転落したツイッターも7.8%安と売り込まれた。
このところ、ダウ平均は上昇基調を維持していたため、「高値警戒から、利益確定の売りが出やすい地合い」(日系証券)との声もあった。
一方、取引終了後に決算発表を控えたアップルは2.1%高、アマゾン・ドット・コムは4.3%高だった。
◆海外スケジュール
w米4月ISM製造業景気指数(23:00)
○今週注目ポイント
コロナウィルス
各企業決算発表
為替レート
