2020年5月23日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万388円16銭(-164円15銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

朝方は、昨日21日の下げ渋る動きから買いが先行。

買い一巡後は、方向感に乏しい展開が続いていましたが
株価指数先物に断続的な売りが出たことを
キッカケに売りが優勢となる展開に。

後場では、中国・上海、香港株の下落や時間外取引での
米株価指数先物安に連れてマイナス圏に沈みました。

大引けにかけては、売り買いが交錯した後
やや下げ幅を縮小して取引を終了。

日経平均株価は、前営業日比164円15銭安の
2万388円16銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は631、
値下がり銘柄数は1463、
変わらずは77でした。

前場は、香港を巡る対中制裁策を提示する
計画が報じられ、米中対立激化への
懸念から売りが優勢となる展開に。

経済活動の再開や日銀の上場投資信託(ETF)購入への
期待などに支えられ、下値は限定的となりました。

売りを吸収できなかった相場展開に市場からは、
「買方に元気が感じられなかった」(銀行系証券)
との声も上がりました。

25日に予定される緊急事態宣言見直しで、
首都圏が解除されれば投資家心理が改善されそうです。

◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
味の素、清水建、名鉄、王子HD、THK、特殊陶、ベネッセHD、日製鋼、郵船、日立化、トリドールHD、H2Oリテイル、モスフード、南都銀、日立造、三星ベ、タカラレーベン、フラベッドH、JKHD、リニカル、日ケミコン、GTS、リソル、トーヨーカネツ、指月電、ライドオンEX、Ubicom、イトーキ、スペースVHD、八千代工、電子材料、イノベーション


【海外】
◆経済指数
[ダウ] 24465.16USD (-8.96)
[ナスダック] 9324.59ポイント(+39.71)
[シカゴ先物] 20565(ドル建て)、20550(円建て)

◆NY市場分析

週末22日のニューヨーク株式相場は、米中対立の激化への懸念が重しとなり、小幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比8.96ドル安の2万4465.16ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は39.71ポイント高の9324.59で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億6759万株減の7億5888万株。

中国は22日開幕した全国人民代表大会(全人代)で、香港への直接的な統治を強化する新たな治安法制の審議を始めた。最終日に採決する構えをみせている。

「一国二制度」を支持してきたトランプ米大統領は「現実になれば、非常に強力な対応をとる」とけん制。ポンペオ国務長官も22日に中国を非難する声明を出した。

米国では、規制当局による上場企業への監督を強化する法案が上院で可決。中国企業を上場廃止に追い込む狙いがあるとされ、市場では、米中対立の激化に対する懸念が強まり、投資家はリスク回避姿勢を強めた。

中国電子商取引最大手の阿里巴巴(アリババ)集団は5.9%安と下落した。

ただ一方で、欧米で継続している経済活動の再開の動きや、ワクチンの早期開発への期待も大きく、ダウ平均の下落幅は小幅にとどまった。

ウーバー・テクノロジーズが1.7%高、フェイスブックが1.5%高とハイテク銘柄が堅調で相場全体を下支えした。好決算だったエヌビディアは2.9%高。ワクチン開発への期待が強まるモデルナは2.9%高だった。

◆海外スケジュール
独5月Ifo景況感指数(17:00)
休場:米休場(戦没者追悼記念日)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
通商問題
各企業決算発表
日本雇用統計
為替レート