2020年5月28日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1419円23銭(+148円06銭)

◆市場分析

日経平均は続伸。

朝方は買いが先行しました。

その後は、売りが集中し一時は2万1200円台を下回る
場面も見受けられました。

一巡後は再び買いが優勢を見せ、前引けに
かけてやや落ち込んだものの、堅調な推移を
見せました。

後場では高値圏で売りと買いが錯綜する
展開となりました。

寄り付きから大引けにかけて、ほぼ全ての
場面で2万1400円台を切ることなく
安定的な動きを見せました。

日経平均株価は、前営業日比148円06銭安の
2万1419円23銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1431、
値下がり銘柄数は662、
変わらずは77でした。

昨日に連騰した反動で、利益確定売りに弱含んで
始まりました。一時上げに転じましたが、株価指数先物
売りに軟化し、下落する場面がありました。

しかし、米中対立が警戒されるなか、香港ハンセン
指数が下げに転じたこともあり、前引けにかけて
落ち込みの動きを見せました。

後場では、時間外取引で米株価指数先物が上げ転換後に
一段高となり、支えとして意識されました。その後は、
戻り売りに抑えられる展開となりました。

市場からは「二番底シナリオは変わりつつある。
米中対立がこじれれば、下げるだろうが、むしろいい押し目になる」(国内投信)との声が聞かれました。

経済活動再開に乗じた、さらなる好転が期待できそう
ですが、米中関係などの懸念材料には十分な注意が
必要そうです。

◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
大塚HD、東レ、日立建、ヒロセ電、丸井G、エア・ウォーター、ニコン、住友重、三谷商、メニコン、DMG森精、フジクラ、新電元、菱洋エレク、アイダ、保土谷、ヨロズ、PS三菱、TOWA、ニチリン、エイチワン

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25548.27USD (+553.16)
[ナスダック] 9412.36ポイント(+72.14)
[シカゴ先物] 21655(ドル建て)、21640(円建て)

◆NY市場分析

27日のニューヨーク株式相場は、景気回復への楽観的な見方が広がる中、大幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比553.16ドル高の2万5548.27ドルで終了。終値での2万5000ドル台回復は3月10日以来、約2カ月半ぶり。ハイテク株中心のナスダック総合指数は72.14ポイント高の9412.36で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比144万株減の11億9623万株。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い停滞していた経済活動を再開する動きが世界的に広がっていることや、新型コロナのワクチン開発の動向を好感し、前日のダウ平均は529ドル高で終了。この日も市場のリスク選好ムードが継続した。

全11セクターが上昇し、景気敏感株とされる金融、資本財セクターが上げをけん引した。経済再開の動きを支えに、航空、客船、小売りなどの銘柄の上昇も目立った。一方、ここ最近上昇していたマイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなどのハイテク大手は、総じて軟調に推移した。

中国による香港の国家安全法制定をめぐる米中対立への懸念がIT株の上値を抑えた。ポンペオ米国務長官はこの日、香港の自治はもはや守られていないとする報告を議会に行ったと明らかにした。トランプ大統領も前日、「週末までに何らかの措置を知らせる」と述べ、中国への対抗策を取ることを示唆した。

個別銘柄(暫定値)では、メーシーズが19.6%高、アメリカン航空グループが7.5%高、客船大手カーニバルが5.9%高、JPモルガン・チェースが5.8%高、マイクロソフトが0.1%高。一方、フェイスブックが1.3%安、ウォルマートが1.1%安、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が0.9%安、アマゾンが0.5%安。

◆海外スケジュール
米1-3月期GDP改定値(21:30)
米4月耐久財受注(21:30)
米4月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
通商問題
各企業決算発表
日本雇用統計
為替レート