2020年6月29日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万2512円08銭(+252円29銭)

◆市場分析

日経平均は大幅反発。

朝方は買いが先行。

買い一巡後は、いったん上値が重くなりましたが
下値は限定され、高値圏で推移する展開に。

その後は、掛かり材料には乏しいものの
しっかりした動きが続きました。

後場に入ってからは、強含んで始まり、
根強い買いが上げ幅を徐々に広げ一時は
2万2589円14銭(前日比329円35銭高)まで上昇。

大引けにかけては、上値が重い動きとなり
じりじりと上げ幅を縮小しながら取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比252円29銭高
の2万2512円08銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1614
値下がり銘柄数は496
変わらずは58でした。

朝方は、昨日25日に大幅続落した反動や、
現地24日の欧米株式が反発した動きを受け買いが優勢。

米国での金融規制の一部緩和を受けた
銀行株高に連れ、東京市場でも金融株が
軒並み高となりました。

市場からは、「経済活動の再停滞が警戒される」
(大手証券)との声も上がりました。

人気銘柄の株価急落などをきっかけに損益悪化すれば
急速な巻き戻しが発生する可能性も予想されます。

◆国内の主なスケジュール
5月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
しまむら、Jフロント、象印、ナガイレーベ、ストライク、ハイデ日高、ケーヨー、あさひ、銚子丸

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25015.55USD (-730.05)
[ナスダック] 9757.22ポイント(-259.78)
[シカゴ先物] 22300(ドル建て)、22245(円建て)

◆NY市場分析

週末26日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念から、大幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比730.05ドル安の2万5015.55ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は259.78ポイント安の9757.22で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比22億0082万株増の32億2805万株。

米国内で新型コロナの新規感染者数が再び増加傾向に転じている。景気回復の妨げとなることへの懸念が広がり、株価は終日、ジリジリと値を下げた。25日には、米国内の新規感染者が過去最多を更新したと報じられた。感染が増えているテキサス州やフロリダ州は26日、飲食店の利用制限などを発表した。

また、金融株とナイキがダウ平均の下げを主導。米連邦準備制度理事会(FRB)が25日、大手銀行に対し、7~9月期の自社株買いを禁じ、株主配当に上限を設けると表明したことが金融株の売りを誘った。ナイキは3~5月期の純損益が市場予想に反して赤字に転落した。

米中関係悪化への懸念も相場を下押した。米上院は25日、香港の自治侵害に関わった中国当局者らに制裁を科す「香港自治法案」を可決。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは26日、香港問題などに干渉すれば、米中貿易協議の「第1段階合意」に盛り込んだ米国産品購入の順守が危うくなると、中国側が米側に警告したと報じた。

個別銘柄(暫定値)では、ゴールドマン・サックスが8.7%安、ナイキが7.6%安、JPモルガン・チェースが5.5%安。また、フェイスブックが8.3%安と、通信株の下げも目立った。エネルギー株も安く、エクソンモービルが3.4%安。一方、ギャップが18.8%高、シスコシステムズが2.4%高、コムキャストが0.2%高。

◆海外スケジュール
米5月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
日米雇用統計
通商問題
為替レート