2020年6月30日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1995円04銭(-517円04銭)

◆市場分析

日経平均は大幅反落。

朝方は売りが先行。

米国で新型コロナウイルスの感染拡大による
経済への影響が再度懸念され、

前週末の米国株式が大幅下落した流れを受け、
前場の早い段階で2万2100円近くまで下落しました。

後場は、株価指数先物売りをきっかけに下げ幅を拡大し、
一時2万1995円68銭(前週末比516円40銭安)まで下落。

大引けにかけて戻りは鈍く、軟調に推移しました。

日経平均株価は、前営業日比517円04銭安
の2万1995円04銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は506
値下がり銘柄数は1618
変わらずは40でした。

米国での新型コロナウイルスの感染「第2波」により、
経済活動が再度制限される可能性が警戒され、

30日にも中国政府が香港での反政府行為を禁じる
「香港国家安全維持法案」を可決するとの見方も、
米中対立激化への懸念を深め売り材料となりました。

4~6月期末が接近し、
「海外投資家による大規模な持ち高削減に伴う売りが出た」
(銀行系証券)との見方が多く見られました。

投資家心理は現在冷え込んでいる状況です。
新型コロナウイルスによる影響がいつまで続くか、
慎重に相場を観察する必要があります。


◆国内の主なスケジュール
5月失業率(8:30)
5月有効求人倍率(8:30)
5月鉱工業生産(8:50)
5月住宅着工統計(14:00)
2年国債入札
《決算発表》
ダイセキ、くら寿司、アダストリア、WNIウェザー、JDI、ジョイフル、スターマイカHD、ダイセキソリュ、ピックルス、フィードフォー、パイプドH、マルマエ、三陽商

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25595.8USD (+580.25)
[ナスダック] 9874.15ポイント(+116.93)
[シカゴ先物] 22385(ドル建て)、22335(円建て)

◆NY市場分析

週明け29日のニューヨーク株式相場は急反発した。墜落事故が相次いだ新型旅客機「737MAX」の認証飛行試験が始まったと伝わった航空機大手ボーイングが買われた。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比580.25ドル高の2万5595.80ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は116.93ポイント高の9874.15で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比22億0975万株減の10億1830万株。

米連邦航空局(FAA)とボーイングは29日、737MAXの墜落事故の原因とみられている自動飛行制御システムの変更点を審査するための認証試験飛行を開始した。試験は3日程度かかる見通し。市場では同機の運航再開に向けた期待が高まり、ボーイング株など航空関連株を中心に買いが膨らんだ。

また、米不動産業者協会(NAR)が午前中に発表した5月の中古住宅販売仮契約指数は前月比44.3%上昇と、過去最大の伸びを記録。市場予想(18.9%上昇)を大幅に上回る内容となったことも相場を押し上げた。

一方、米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、世界の感染者数の累計は1000万人、死者数は50万人に達した。米国でも経済活動を早期に再開した南部や西部の州で感染者が急増している。景気回復が遅れるとの警戒感が広がる半面、この日は米政府や金融当局による追加刺激策への期待が上回った。

個別銘柄(暫定値)では、ボーイングが14.4%高と急騰し、1銘柄でダウを約168ドル押し上げた。レイセオン・テクノロジーズは4.8%高、化学大手ダウは3.0%高、ベライゾン・コミュニケーションズは2.9%高、アップルは2.3%高。強い住宅関連指標を受け、ホーム・デポも2.1%高と買われた。一方、シスコシステムズは0.4%安と、ダウ構成銘柄で唯一マイナスだった。

◆海外スケジュール
中国6月製造業PMI(10:00)
米4月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米6月消費者信頼感指数(23:00)
英国がEU離脱を巡る移行期間の延長を要請する期限

○今週注目ポイント
コロナウィルス
日米雇用統計
通商問題
為替レート