2020年7月29日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万2657円38銭(-58円47銭)

◆市場分析

日経平均は続落。

朝方は、27日の米国株高を受け、買いが先行。

その後は、円高・ドル安が重しとなり、
小幅安に転じる場面もありましたが
買い気は根強く底堅く推移。

時間外取引での米株価指数先物高などが
支えとなりましたが前引けにかけて上値の重い展開に。

後場では、上げ幅を縮小して始まり
再度マイナスに転じました。

その後は、小幅高に戻す場面もありましたが、
買いは続かず小安い水準で推移しました。

大引けにかけては、利益確定売りが優勢となり一時は
2万2646円22銭(前日比69円63銭安)まで下落しました。

日経平均株価は、前営業日比58円47銭安
の2万2657円38銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は557
値下がり銘柄数は1534
変わらずは81でした。

米国や中国での株価上昇で投資家心理が好転し、
電子部品株などを中心に買い注文が広がりました。

その後は、感染拡大傾向にある新型コロナウイルスへの
根強い警戒感を背景に投資意欲が停滞し
下げに転じる展開となりました。

市場からは、「業績動向を確認するまでは
積極的な買いは入りにくい」(銀行系証券)
との声も上がりました。


◆国内の主なスケジュール
《決算発表》
三井住友、花王、エムスリー、NRI、野村HD、JPX、東ガス、ANA、ヒューリック、東電力HD、日精工、日野自、静岡銀、野村不HD、PALTAC、カゴメ、スクリン、ミツコシイセタン、芙蓉リース、ショーワ、北陸電、滋賀銀、沖縄セルラー、アサヒHD、サカイ引越、横河ブHD、西ガス、H2Oリテイル、マックス、GMOFHD、ゼンリン、山洋電、太平洋、マネックスG、不二家、ユアテック、エステー、エレマテック、日精化、ホーチキ、バルカー、ぐるなび

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26379.28USD (-205.49)
[ナスダック] 10402.09ポイント(-134.17)
[シカゴ先物] 22535(ドル建て)、22515(円建て)

◆NY市場分析

28日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの感染再拡大で米景気の先行きへの懸念が広がる中、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比205.49ドル安の2万6379.28ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は134.18ポイント安の1万0402.09で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6702万株減の7億7053万株。

米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが28日発表した7月の消費者景気信頼感指数(1985年=100)は92.6と、前月の98.3(改定値)から低下し、市場予想(ロイター通信調べ)の94.5も下回った。西部や南部を中心に新型コロナの感染が再び広がっていることが背景。消費者心理の悪化を示す指標を受け、素材やエネルギーなどの景気敏感株を中心に売りが出た。

米議会の与党共和党は27日、約1兆ドル(約105兆円)に上る新型コロナ追加経済対策を発表し、焦点となった失業給付の上乗せ額を現行の週600ドルから当面は週200ドルに減らすことを決めた。減額に反対する野党民主党との協議が難航し給付がいったん停止すれば、景気回復の妨げになるとの懸念も投資家心理を冷やした。

この日発表された米主要企業の4~6月期決算はまちまちな内容。乳がん治療薬などの需要増を見込んで2020年通期業績予想を上方修正したファイザーが買われる一方、コロナ危機の影響で収益が市場予想を下回ったマクドナルドやスリーエムは売られ、ダウ平均の重しとなった。

個別銘柄(暫定値)では、スリーエムが4.9%安、化学大手ダウが3.1%安、マクドナルドが2.5%安。ハイテク株も売られ、アップルとマイクロソフトはそれぞれ1.6%安、0.9%安となった。一方、ファイザーは3.9%高と急伸。ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは2.1%高、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も1.2%高と買われた。

◆海外スケジュール
FOMC(~7/29)
パウエルFRB議長会見
米6月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
各企業決算発表
FOMC
米4-6月期GDP速報値
日本雇用統計
通商問題
為替レート