2018年6月21日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は大幅反発。

前場と後場ではガラリと相場の風景が変わった一日です。

前場は下値を試しに行く動きで、後場からは引けにかけては強い動き。

何か意図的な買いが入ったと思っていましたが、売り方の買戻しが入っていたという引け方。

トランプリスクで目先筋も長く同じポジションは傾けられないという事であると思います。

昨日の動きを見る限りではお伝えしているように、目先は22000~22500でのBOX的な動きになるのではと思います。

そういう意味では、上値ポイント以上では売り、下値ポイント以下では買いというスタンスであれば問題ないと思います。

昨日もコメントしましたがNT倍率が異常ですのでこの水準訂正の動きが必ず起こると思います。

そういう意味では、大きな流れが先では起こる可能性がありますので、今は大きなポジションは取らない方が良いと思います。

前述したように、プロも上か下か分からないために売り買いで毎日動いている状況ですから。

投資は、買いだけではダメです。

下がる相場でも利益を出せるように空売りという投資もできるようにしておくことは非常に大事です。

◆スケジュ―ル
21(木)
5年国債入札
《決算発表》
オプトエレクト

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 24657.80USD (-42.41)
[ナスダック]7781.51ポイント(-55.93)
[シカゴ先物]22515(ドル建て)、22475(円建て)

◆NY市場分析
NYですが、引き続き米中貿易摩擦懸念が意識された事や、RBのパウエル議長がポルトガルで開催中の経済フォーラムで利上げ継続に積極的な姿勢を強調した事などから続落という動きです。

昨日のレポートで「下値ポイントとして機能していた24830ドルをあっさり割り込んだ事で、

テクニカルから目先下値を試しにいく動きが予想されます。」とコメントしましたが、テクニカル通りの動きです。

しかし、ナスダックは危ない上げをしております。どこかで急落来る可能性もあるので注意が必要です。

◆先物戦略
本日の日経先物ですが、NY市場の下落を受けて売り先行のスタートが予想されます。

前述したように今は方向性が全く出てない状況です。

目先筋によってザラ場大きく振れます。

上値ポイント・下値ポイント付近での売買のみであり、中途半端な位置では行わない事です。

◆先物節目
22160・22250・22310・22510

◆海外市場スケジュール
21(木)
米6月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米4月FHFA住宅価格指数(22:00)
米5月景気先行指数(23:00)
《米決算発表》
クローガー、レッドハット

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