2020年8月28日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3290円86銭(-5円91銭)

◆市場分析

日経平均は反落。

朝方は売りが先行。

利益確定売りが出やすく、弱含んで始まりました。
その後は小安い水準でもみ合い商状となりました。

後場は、売りが先行しました。

昼休みの時間帯に中国・上海総合指数や香港ハンセン
指数が下げ基調を強めたこともあり、下げ幅を広げ、
一時2万3203円00銭(前日比93円77銭)まで値を下げました。

一巡後は下げ渋りの動きとなり、前日終値に接近しました。

大引けにかけては小安い水準で推移しました。

日経平均株価は、前営業日比5円91銭安
の2万3290円86銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は925
値下がり銘柄数は1115
変わらずは132でした。

新規の買い手掛かりが見当たらず、最近の株高を受けて
かさんだ利益確定売りや株価の戻りを待ち構えていた
売りを吸収できませんでした。

日経平均は世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を
受けて株価が急落した2月下旬の水準をほぼ取り戻して
います。

しかし、企業業績やマクロ経済情勢は厳しく、「株価と
の乖離(かいり)が目立つ」(中堅証券)状況です。

ワクチン開発や政策への期待だけでは、上値にも限界感
があることを印象付ける値動きでした。

◆国内の主なスケジュール
2年国債入札
《決算発表》
凸版印、DMG森精、DyDo、明星電、ルックHD、太陽工機、コスモス電

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 28492.27 +160.35
[ナスダック] 11625.34 -39.72
[シカゴ先物] 23225(ドル建て)、23215(円建て)

◆NY市場分析

27日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が示した新たな政策方針を好感し、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比160.35ドル高の2万8492.27ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は39.72ポイント安の1万1625.34で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4803万株増の8億3427万株。

FRBのパウエル議長はカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムで講演し、インフレ率が目標の2%を一時的に上回ることを許容する新たな政策方針を明らかにした。FRBがハト派姿勢を明確にしたことが好感され、ダウ平均は買いが優勢となった。

中でも金融株が買われ、相場をけん引。議長講演を受けて米長期金利が上昇したことが買い材料となった。一方、金利上昇に圧迫され、ここ最近買いが集まっていたフェイスブックやネットフリックスなどの成長株は売られた。

また、新型コロナウイルスの抗原検査キットが米当局から緊急使用許可を得たと発表したアボット・ラボラトリーズが急伸。安価で迅速な検査が可能になるとの期待が高まり、相場を支援した。

個別銘柄(暫定値)では、アボットが7.9%高。JPモルガン・チェースが3.3%高、トラベラーズが3.2%高と、金融株も高かった。また、マイクロソフト(MS)と組んで短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」米事業などの買収交渉に名乗りを上げたウォルマートは4.5%高、MSは2.5%高。一方、ネットフリックスは3.9%安、フェイスブックは3.5%安、アップルが1.2%安。

◆海外スケジュール
米4-6月期GDP改定値(21:30)
米7月NAR仮契約住宅販売指数 (23:00)
米カンザスシティー連銀主催のジャクソンホール会議(~8/28、オンライン開催)
米共和党大会(~8/27)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
ジャクソンホール会合
日経平均23000円の攻防
通商問題
為替レート