2020年9月16日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3454円89銭(-104円41銭)

◆市場分析

日経平均は反落。

朝方は、売りが先行。

その後は、為替が円高に進んだことが嫌気され
一時2万3351円35銭(前日比207円95銭安)
まで下げ幅を広げました。

売り一巡後は、中国経済指標の改善が支えとなり
前引けにかけて下げ渋る動きに。

後場に入ってからは、前場軟地合いで日銀のETF
(上場投資信託)買いが期待されるものの、
利益確定売りに抑えられさえない展開に。

その後は、時間外取引での米株価指数先物の
上げが意識され下げ幅を縮小。

大引けにかけては、様子見ムードが広がり
小値幅で推移しながら取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比104円41銭安
の2万3454円89銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は828
値下がり銘柄数は1248
変わらずは98でした。

きのう日経平均が3連騰して約7ヵ月ぶりの
高値水準に進んだことで利益確定売りが広がりました。

下値では押し目買いも入り下げ幅は限られましたが
プラス圏に転換する勢いはありませんでした。

市場からは、「逆張り志向の強い個人投資家が中心の相場」
(銀行系証券)との声も上がりました。

菅政権発足に伴う組閣や米連邦公開市場委員会(FOMC)
などの重要イベントを控えており様子見が続きそうです。

◆国内の主なスケジュール
日銀金融政策決定会合(~9/17)
8月貿易収支(8:50)
《決算発表》
アスクル

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 27995.6 +2.27
[ナスダック] 11190.32 +133.67
[シカゴ先物] 23380(ドル建て)、23330円建て)

◆NY市場分析

15日のニューヨーク株式相場は、米中の経済指標の改善を支えに小幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比2.27ドル高の2万7995.60ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は133.67ポイント高の1万1190.32で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1725万株減の8億7958万株。

中国国家統計局が15日発表した8月の小売売上高は、前年同月比0.5%増となり、8カ月ぶりにプラスに転じた。米ニューヨーク連邦準備銀行が朝方発表した9月のニューヨーク州製造業景況指数も3カ月連続でプラスとなり、市場予想も上回った。

米中の堅調な経済指標を受け、景気への楽観論が広がり、ダウ平均は上昇して取引を開始。主力のハイテク株は、一部の大型買収を好感して反発した前日の流れが続き、大きく上昇した。ただ、午後に入り、アップルが売られ、一時マイナスに転じると失速。ダウ平均は終盤に一時、マイナス圏での取引となった。

アップルは0.2%高。15日の新製品発表会への期待から買いが先行した。タブレット端末「iPad(アイパッド)」の新機種などを披露したが、材料の出尽くし感もあり、伸び悩んだ。

その他のハイテク株は上昇した。オラクルは2.5%高、フェイスブックが2.4%高、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが1.8%高。テスラの7.2%高も目立った。

一方、銀行株は下落した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは前日、リスク管理が不十分として、米金融当局がシティグループへの処分を検討していると報道。業績悪化懸念も強まり、シティは6.9%安となった。バンク・オブ・アメリカが1.8%安、JPモルガン・チェースも3.1%安だった。

◆海外スケジュール
パウエルFRB議長会見
米8月小売売上高(21:30)
米7月対米証券投資(9/17 5:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
FOMC
日銀金融政策決定会合
通商問題
為替レート