2020年10月29日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万3418円51銭(-67円29銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

朝方は、売りが先行。

27日の欧州主要株式やNYダウが続落し、
投資家心理が後退しました。

時間外取引での米株価指数先物安や円高も重しとなり、
一時2万3334円23銭(前日比151円57銭安)まで
下落する場面がありました。

一巡後は押し目買いに下げ渋ったが、
戻りは限定されました。

後場は、日銀のETF(上場投資信託)買い期待を支えに
下げ幅を縮小して始まり、一時はこの日の高値となる
2万3435円51銭(前日比50円29銭安)まで持ち直しました。

その後、大引けまで軟調に推移しました。

日経平均株価は、前営業日比67円29銭安
の2万3418円51銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は634
値下がり銘柄数は1480
変わらずは66でした。

28日は後場も前場の安値を試す場面が見られるなど、
ほぼ終日軟調でした。

欧米を中心に新型コロナウイルスの新規感染者の
増加ペースが速まっており、「海外で経済活動を
制限する措置が再び広がりつつあることが、
投資家心理を冷やした」(銀行系証券)とされます。

日本などアジアは、欧米に比べるとコロナの拡大は
今のところ抑えられているが、「冬が近づくにつれ、
感染が増える恐れはある」(大手証券)との指摘もあり、東京市場も徐々に「コロナ警戒モード」(同)に
なりつつあります。

◆国内スケジュール
日銀金融政策決定会合(~10/29)
黒田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望を公表
9月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
NTTドコモ、武田、OLC、東エレク、ファナック、デンソー、三菱電、京セラ、豊田織機、小野薬、NEC、オムロン、アドバンテ、東ガス、豊通商、ZOZO、アイシン精、関西電、ローム、カプコン、ミスミG、大ガス、積水化、大和証G、AGC、大東建、SCSK、大正薬HD、邦ガス、スタンレ電、富士電機、日野自、エプソン、きんでん、PALTAC、アンリツ、NESIC、豊田合、SMS、ジェイテクト、トヨタ紡織、相鉄HD、アイカ工、川重、システナ、KADOKAWA、NSD、四国電、Tナカヤマ、メイテック、北陸電、TOKAIHD、コニカミノルタ、帝国ホテル、サカイ引越、マンダム、デクセリアルス、明電舎、ドリコム

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26519.95 -943.24
[ナスダック] 11004.87 -426.48
[シカゴ先物] 23075(ドル建て)、23060円建て)

◆NY市場分析

28日のニューヨーク株式相場は、欧米での新型コロナウイルス感染拡大を嫌気し、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比943.24ドル安の2万6519.95ドルで終了。終値としては7月末以来、約3カ月ぶりの安値となった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は426.48ポイント安の1万1004.87で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3億3124万株増の11億6765万株。

欧米でコロナの新規感染者が再び増加し、景気回復の妨げになるとの懸念から、この日の欧米市場の株価は大幅安となった。米国では中西部などで感染が拡大。フランスは全土で外出制限を再び発動したほか、ドイツも飲食店や商業施設を閉鎖する方針を発表した。フランスCAC40種指数は3.4%安、ドイツ株式主要30銘柄指数(DAX)は4.2%安でそれぞれ取引を終えた。

米大統領選の郵送投票の開票作業が長引き、勝者の確定が11月3日の投開票日以降にずれ込む可能性があることも、投資家のリスク回避姿勢につながっている。また、米追加経済対策の早期の成立が困難なことも、相場の重しになった。追加対策をめぐる議会与野党の協議難航を受けて、トランプ大統領は前日、大統領選前の成立を断念する考えを明らかにした。

投資家の不安心理の指標となる恐怖心指数(VIX)は一時40を上回り、6月中旬以来の高水準を付けた。

個別銘柄(暫定値)では、フェイスブックが5.5%安、マイクロソフトが5.0%安など、ハイテク大手が相場を下押した。エクソンモービルが3.8%安など、エネルギー株の下げも目立った。また、決算が嫌気されたボーイングが4.6%安、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が8.8%安。一方、決算が好感されたゼネラル・エレクトリック(GE)が4.5%高と買われた。

◆海外スケジュール
中国共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)(~10/29)
ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
米7-9月期GDP速報値(21:30)
米9月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の行方
日銀金融政策決定会合
各企業決算発
為替レート