2018年6月28日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は反落。

前日のリバウンドの動きに対する反動の下げという動き。

テクニカル通りですね。

このリバウンドが終わった後には、再度下に突っ込む動きになると思います。

目先はこの21980円に向けた動きになるのではないかと見ております。

21980円があればそこは持ち越し覚悟の買いというスタンスです。

◆スケジュ―ル
28(木)
米1-3月期GDP確定値(21:30)
《米決算発表》
ナイキ、アクセンチュア、マコーミック

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 24117.59USD (-165.52)
[ナスダック]7445.08ポイント(-116.54)
[シカゴ先物]22175(ドル建て)、22140(円建て)

◆NY市場分析
NYですが、大幅反落。

ザラ場は280ドル以上上昇する場面もありましたが引けでは165ドル安の安値引け。

本日は、トランプ大統領が29日にも公表する中国企業による対米投資の制限案について、
米財務省などが管轄する独立組織の対米外国投資委員会を活用する考えを示した事で米中貿易摩擦懸念が後退して大きく上昇しましたが、

ただ、クドロー米国家経済会議委員長が「トランプ大統領は中国に対して姿勢を緩めていない」と発言した事で、引けにかけてはマイナス圏へ沈む動きでした。

また、米国は中国にイランからの原油輸入を禁止するように呼び掛けてますが中国は反発しています。

何ら、米中貿易摩擦懸念が後退したわけでもなく、良い材料に飛びついた投資家が引けでは投げたという動きです。

正直、米中だけが言われますが米欧の貿易摩擦もあるわけであり、この米国の保護主義政策は根が深い問題です。

さて、終値で21450ドルを割れてきました。

今晩切り返しの動きにならないと、テクニカルからではもう一段の下げを想定しておく必要があります。

◆先物戦略
本日の日経先物ですが、NY市場の下落を受けて売り先行のスタートが予想されます。

テクニカルからでは、前述したように21980円どころを目指している動きという分析は継続。

21980円は打診で持越しの買い。

◆先物節目
21980・22000・22070・22160・22210・22250・22310

◆海外市場スケジュール
28(木)
米1-3月期GDP確定値(21:30)
《米決算発表》
ナイキ、アクセンチュア、マコーミック

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