2020年11月17日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万5906円93銭(+521円06銭)

◆市場分析
日経平均は大幅反発。

朝方は、前週末の米国株高を受け、買いが先行しました。

7-9月期実質GDP(国内総生産)が急回復を示したこと
も支えとなり、上げ幅を拡大し、一時2万5802円14銭
(前週末比416円27銭高)まで上伸しました。

朝高後もジリ高基調が続き、午後2時13分には、
同542円31銭高の2万5928円18銭と、
きょうの高値を付ける場面もみられました。

終値でも500円を超える上昇となりました。

日経平均株価は、前営業日比521円06銭高の
2万5906円93銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1703
値下がり銘柄数425
変わらずは48でした。

日経平均株価は前週末終値と比べた上げ幅が
500円を超え、12日に付けたバブル崩壊後の
最高値を更新して取引を終えました。

米株高のほか、朝方発表された7~9月期の国内総生産
(GDP)の大幅な伸びも「経済が回復軌道に乗っている
ことが確認された」(大手証券)と受け止められ、
株高を後押ししました。

市場では、最近の株価上昇について「株高が消費や投資
を刺激する資産効果が期待され、景気や企業業績の回復
が速まる」(銀行系証券)との指摘が聞かれました。

◆国内スケジュール
特になし

【海外】
◆経済指数

DOW
29950.44 +470.63 (+1.60%)
NASDAQ
11924.13 +94.84 (+0.80%)
CME225(ドル建て)
26180 +545
CME225(円建て)
26175 +185

◆NY市場分析

週明け16日のニューヨーク株式相場は続伸し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は今年2月中旬以来約9カ月ぶりに終値ベースの史上最高値を更新した。米バイオ医薬品企業モデルナが新型コロナウイルスのワクチンに有効性が確認されたと発表し、ワクチン実用化による経済正常化への期待が高まった。

ダウの終値は前週末比470.63ドル高の2万9950.44ドルと、3万ドルの大台に迫った。

ハイテク株中心のナスダック総合指数の終値は94.84ポイント高の1万1924.13。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2億0096万株増の11億2922万株。

モデルナは開発中のコロナワクチンに関する臨床試験(治験)で、94.5%の有効性がみられたと公表した。これを受けて景気回復期待が広がり、コロナウイルスの感染拡大で売り込まれていたエネルギー株、航空株などが買われた。ダウ構成銘柄では航空機大手ボーイング、石油大手シェブロンの上げが目立った。

コロナワクチンをめぐっては、米製薬大手ファイザーが9日、独ビオンテックと共同開発しているワクチンに高い有効性が確認できたと公表し、同日のダウの上昇幅は一時1600ドルを超えていた。

市場では「足元ではコロナの感染が急拡大し、行動制限が強化されている。ワクチンも手元に届くまで時間がかかる見込みだ。先週のファイザーの発表時はサプライズ感もあったが、きょう(のモデルナの発表への反応)は比較的冷静だった」(日系証券)との声も聞かれた。

個別銘柄では、ボーイングが8.2%の大幅高。シェブロンも7.2%高と急伸。ウォルト・ディズニーは4.6%高、ダウは3.8%高とそれぞれ値を上げた。金融株のゴールドマン・サックスが1.5%高、JPモルガン・チェースは2.8%高。モデルナは9.6%高。一方、ファイザーは3.3%安。

◆海外スケジュール

中国10月鉱工業生産(11:00)
中国10月小売売上高(11:00)
米11月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
各企業決算発
為替レート