2020年11月19日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万5728円14銭(-286円48銭)

◆市場分析
日経平均は3日ぶり大幅反落。

朝方は、売りが先行。

短期的過熱感から利益確定売りが出やすく、
円高・ドル安も重しとなり、
いったん2万5700円台前半まで下落しました。

その後、日銀のETF(上場投資信託)買い期待もあって
後場序盤にかけて下げ幅を縮小したが、「東京都で
新たに493人が新型コロナに感染、過去最多に」との
ニュースをきっかけに一段安。

株価指数先物にまとまった売り物が出て、
一時2万5656円70銭(同357円92銭安)
まで下押しました。

その後の戻りは限定され、
大引けにかけてさえない展開となりました。

日経平均株価は、前営業日比286円48銭安の
2万5728円14銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は646
値下がり銘柄数1445
変わらずは85でした。

米10月小売売上高が市場予想を下回り、
17日の米国株式が下落した流れを受け、
投資家心理が後退しました。

取引終盤に東京都内で新たに493人の
新型コロナウイルス感染が判明したと
報じられると幅広い銘柄が売られました。

欧米でも新型コロナ感染の拡大傾向が止まらず、
国内外の経済活動停滞への懸念が高まりました。

市場関係者は「当面は感染者数増加が報じられるたびに
売られ、ワクチン開発の進展で買い戻される不安定な相
場になる」(インターネット証券)と予想していました。

◆国内スケジュール

10月首都圏マンション販売(13:30)
《決算発表》
東京海上、MS&AD、SOMPOHD、コナカ

【海外】
◆経済指数

DOW

DOW
29438.42 -344.93 (-1.16%)
NASDAQ
11801.6 -97.74 (-0.82%)
CME225(ドル建て)
25645 -370
CME225(円建て)
25640 -60

◆NY市場分析

1 18日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルス感染再拡大に伴う経済活動規制の動きを嫌気し、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比344.93ドル安の2万9438.42ドルで終了した。新型コロナのワクチン開発の進展などを受けて上昇して始まったが、次第に上げ幅を縮め、午後に入ると、マイナスに転じた。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は97.74ポイント安の1万1801.60で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3459万株増の10億3840万株(暫定値)。

米製薬大手ファイザーは朝方、独ビオンテックと共同開発するワクチンについて、米当局に数日中に緊急使用許可を申請すると表明。95%の感染予防への有効性を確認したと明らかにした。また、連邦航空局は、2度の墜落事故を起こした米ボーイングの新型航空機「737MAX」の運航再開を承認すると発表した。

ワクチンの早期実用化への期待が改めて高まり、買いが先行して取引開始。ダウ平均構成銘柄のボーイングも大きく上昇して、相場を押し上げた。

ただ、米国では、新型コロナ感染が再び急速に拡大している。米ジョンズ・ホプキンス大学によると、17日の1日当たりの米新規感染者数は、16万人超。経済活動を再規制する動きが広がっており、18日には、ニューヨーク市が公立学校をすべて遠隔授業に戻すと発表した。

市場では、短期的な景気回復ペースの鈍化を懸念した売りに押され、ダウ平均は、引けにかけてマイナス幅を広げた。

ボーイングは一時5%超上昇したが、終値では3.2%安。カーニバルの2.6%安、モデルナの4.6%安、シェブロンの3.2%安などが目立った。アップルが1.1%安、マイクロソフトが1.3%安、フェイスブックが1.1%安など、ハイテク株も売られた。

在宅勤務の広がりで需要が増えたズーム・ビデオ・コミュニケーションズは3.3%高、ファイザーは0.8%高。市場予想を上回る決算を発表したターゲットは2.3%上昇した。

◆海外スケジュール

米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(22:30)
米10月中古住宅販売(11/20 0:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
各企業決算発
為替レート