2020年11月25日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万6165円59銭(+638円22銭)

◆市場分析
日経平均は大幅反発。

朝方は、新型コロナワクチン期待を背景に23日の
米国株式が上昇した流れを受け買いが先行しました。

その後は、円安・ドル高や時間外取引の
米株価指数先物高も追い風となり
2万6100円台後半で堅調に推移。

後場に入ってからは、前場の好地合いを引き継ぎ
一時は2万6261円78銭(前日比734円41銭高)まで上昇。

後場中盤では、一服商状ながら高値圏で推移しました。

大引けにかけては、日頃の高値感から
上げ幅を縮小しながら取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比638円22銭高の
2万6165円59銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は1638
値下がり銘柄数466
変わらずは73でした。

前場では、米国株高や円相場の軟化を追い風に、
景気敏感株を中心に全面高となりました。

後場では、 新型コロナウイルスワクチンの
開発期待を手掛かりに、半導体関連や不動産、
鉄鋼などが上昇し前週末比700円超に広げる展開に。

市場からは、「投資家の目線はウィズコロナから
アフターコロナに移行しつつある」(銀行系証券)
との声も上がりました。

コロナ禍が長期化するなかで悪材料を警戒した
トレードが引き続き必要になってきます。

◆国内スケジュール
特になし

【海外】
◆経済指数

DOW

DOW
30046.24 +454.97 (+1.54%)
NASDAQ
12036.79 +156.15 (+1.31%)
CME225(ドル建て)
26475 +535
CME225(円建て)
26470 +240

◆NY市場分析

24日のニューヨーク株式相場は、バイデン次期米大統領への政権移行作業が認められ、政治的な不透明感が薄れたことから大幅に続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均の終値は前日比454.97ドル高の3万0046.24ドルと、初めて3万ドルの大台に乗せた。新型コロナウイルスワクチンの開発進展も株価を押し上げた。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は156.16ポイント高の1万2036.79で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億1769万株増の12億5234万株(暫定値)。

トランプ大統領は、大統領選の敗北は認めていないものの、前日にバイデン氏への政権移行手続きを容認した。政権交代をめぐる先行き不透明感が薄れたことで、投資家心理が改善。幅広い銘柄に買いが集まり、全面高の展開となった。

コロナワクチン開発をめぐり、米国のファイザーやモデルナに続き、英アストラゼネカが臨床試験(治験)で高い有効性を確認。経済正常化への期待が膨らんだ。景気変動の影響を受けやすく、新型コロナ収束の恩恵が大きい金融やエネルギー、航空、レジャー株などが買われた。

個別では、JPモルガン・チェースが4.6%高、ゴールドマン・サックスが3.8%高、シェブロンが5.0%高、エクソンモービルは6.7%高、アメリカン航空グループは9.3%高、カーニバルは11.3%高だった。

バイデン氏が、財務長官にイエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長を起用すると伝わったことも追い風となった。「金融緩和に理解があり、景気が回復するまで拡張的な財政スタンスを維持する」(日系証券)との見方が多く、相場を下支えした。

ただ、米国では、新型コロナの感染が再び急拡大し、経済活動を再規制する動きも広がっている。景気減速への懸念は強まっており、「現実とかい離している」(同)との声もあった。

ダウ平均は、新型コロナ感染拡大を受けて3月に急落したが、政府の経済対策や大規模金融緩和を背景に回復。大統領選後は、上昇が加速していた。

◆海外スケジュール

独11月Ifo景況感指数(18:00)
米9月FHFA住宅価格指数(23:00)
米9月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(23:00)
米11月消費者信頼感指数(11/25 0:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
大統領選の決着
為替レート