2020年12月16日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万6687円84銭(-44円60銭)

◆市場分析
日経平均は小反落。

朝方は、売りが先行。

その後は、株価指数先物に断続的な売りが出たことを
きっかけに下げ幅を拡大する格好となりました。

売り一巡後は、時間外取引の米株価指数先物高もあって
持ち直しいったん上げに転じましたが、
その後は弱含みしてさえない展開となりました。

後場に入ってからは、前場の軟地合いを
引き継ぐ形で弱含んで始まりました。

その後は、株価指数先物売りを交えて軟化し一時は
2万6605円54銭(前日比126円90銭安)まで下落しました。

大引けにかけては、押し目買いの動きが見られ
下げ幅を縮小しながら取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比44円60銭安の
2万6687円84銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は894
値下がり銘柄数1176
変わらずは110でした。

前場は、金融緩和の長期化期待などを受けた
押し目買いにプラス圏に浮上する場面もありましたが
再び押し戻される軟調な相場展開となりました。

後場は、新規の手掛かり材料が見当たらない中で、
世界的な経済活動の再停滞懸念が投資意欲を圧迫しました。

市場では、「不安と期待の綱引き状態になっている」
(銀行系証券)との声も上がりました。

好悪材料が入り交じり、日経平均は方向感を
失っているためリスクを取る動きは控えられそうです。

◆国内スケジュール

11月貿易収支(8:50)
《決算発表》
コーセル

【海外】
◆経済指数

DOW
30199.31 +337.76 (+1.13%)
NASDAQ
12595.06 +155.02 (+1.25%)
CME225(ドル建て)
26795 +105
CME225(円建て)
26760 +130

◆NY市場分析

15日のニューヨーク株式相場は、米追加経済対策成立への期待から、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比337.76ドル高の3万0199.31ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は155.02ポイント高の1万2595.06で取引を終え、終値の史上最高値を5営業日ぶりに更新した。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億0504万株減の9億6421万株。

米議会の超党派議員は前日、追加の新型コロナウイルス経済対策について、与野党の合意が得られそうな7480億ドル分と、意見が対立する1600億ドル分に分けて協議することを提案。議会での協議が前進することへの期待が相場を支えた。日系証券関係者は「一部の追加対策法案が成立する可能性が上がってきている。きょう、あすが(交渉の)ヤマ場だ」と指摘した。

野党民主党のペロシ下院議長が15日夕に与野党の議会幹部らと協議すると伝わったことも、追加対策成立への市場の期待を高めた。

アップルが大幅高となり、ダウ平均の上げを主導。来年上半期にスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を前年同期比で3割増産するとの報道が買い材料となった。

一方、米国でコロナの感染が再拡大しているほか、連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合最終日を翌日に控えて様子見姿勢が広がり、株価は取引終盤は小動きに転じた。

個別銘柄(暫定値)では、アップルが5.0%高、ウォルト・ディズニーが2.7%高、ナイキが2.3%高、エクソンモービルが1.9%高と、幅広いセクターに買いが入った。一方、ファイザーが1.3%安、テスラが1.0%安、ウーバー・テクノロジーズが0.9%安、セールスフォース・ドットコムが0.5%安となった。

◆海外スケジュール

パウエルFRB議長会見
米11月小売売上高(22:30)
米12月NAHB住宅市場指数(12/17 0:00)
FOMC(~12/16)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
FOMC
大統領選の決着
日銀金融政策決定会合
為替レート