2021年1月7日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万7055円94銭(-102円69銭)

◆市場分析
日経平均は続落。

米ジョージア州での上院決選投票(現地5日)の
結果待ちで様子見気分の強いなか、

朝方は、円高・ドル安が重しとなり、
利益確定売りが先行しました。

ただ、好調な米経済指標を背景にした5日の
米国株高もあって、いったんプラス圏に
持ち直す場面もありました。

その後は、買いが続かず、再度軟化。

後場入り後には、米長期金利上昇への警戒感もあり、
グロース(成長)株中心に売りが続き、
一時2万7002円18銭(前日比156円45銭安)
まで下押しました。

一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定され、
大引けにかけて再び弱歩調となりました。

日経平均株価は、前営業日比102円69銭安の
2万7055円94銭で取引を終了。

値上がり銘柄数1428
値下がり銘柄数686
変わらずは72でした。

大発会から値下がりが続き、格言通り丑年相場は
「つまずく」スタートとなっています。

円相場の上昇や米ジョージア州の上院決選投票の
結果判明の遅れが市場心理を冷え込ませました。

7日にも決まる緊急事態宣言の「内容を見極める
必要がある」(大手証券)との指摘もあり、
投資意欲は前向きになりにくい状況です。

日経平均が大発会から3日続けて値下がりした年は
「年間のパフォーマンスが悪くなる傾向がある」
(銀行系証券)といい、気をもむ市場関係者は
少なくないようです。

◆国内スケジュール

11月毎月勤労統計(8:30)
《決算発表》
キユーピー、イズミ、SHIFT、島忠、ベルク、ネクステージ、大黒天、大有機、リソー教育、わらべや、キユソー流通、アヲハタ、毎コムネット、ドーン、放電精密、京進、シーズメン

【海外】
◆経済指数

DOW
30829.40 +437.80 (+1.44%)
NASDAQ
12740.79 -78.17 (-0.61%)
S&P500
3748.14 +21.28 (+0.57%)
SOX
2827.96 -9.21 (-0.32%)
CME225(ドル建て)
27340 +180
CME225(円建て)
27315 +305

◆NY市場分析

6日のニューヨーク株式相場は、景気対策への期待感から続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比437.80ドル高の3万0829.40ドルで終了し、3営業日ぶりに史上最高値を更新した。米上院選の決選投票で、財政拡張を求める民主党の優勢が伝わった。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は78.17ポイント安の1万2740.79で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4億0291万株増の14億8133万株。

米メディアによると、上院の残り2議席をめぐる米南部ジョージア州の決選投票で、民主党が両議席を確保した。取引時間中は、民主党の優勢が伝わっており、バイデン次期大統領が主張する財政出動が実現しやすくなるとの思惑が広がった。

ダウ平均は、追加経済対策などによる景気下支えへの期待から、大きく上昇。一時3万1000ドルを超えた。長期金利上昇を受け、金融株が大幅高。エネルギー株や航空株の上昇も目立った。

バンク・オブ・アメリカは6.3%高、ウェルズ・ファーゴが7.1%高、エクソンモービルは2.6%高、シェブロンが3.2%高、デルタ航空が2.1%高だった。ギャップが8.5%高、メーシーズが9.8%高と小売株も買われた。

ただ、市場では「上下両院とも民主党が制すれば、富裕層への増税や環境規制なども見込まれる」(日系証券)と警戒する声もあった。

一方、議会も民主主導になれば、巨大IT企業などへの規制強化が強まるとの見方が強く、ハイテク株は売りが先行した。アップルは3.4%安、マイクロソフトが2.6%安、フェイスブックは2.8%安だった。

◆海外スケジュール

米11月貿易収支(22:30)
米12月ISM非製造指数(1/8 0:00)

○今週注目ポイント
コロナウィルス
米雇用統計
大統領選の決着
為替レート