2018年7月5日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は続落。

NY市場・上海市場がともに下落しNY市場は独立記念日という事で海外勢の参加者も少なく終日上値重い動きでした。

海外勢の市場参加者が限定されていたことでここ最近の昼休み時間を使った先物市場での仕掛け売りは出ない可能性は指摘した通りです。

さてここからはあくまでも個人的な予想で考えですが、ほぼ6日は中国に対して追加関税が発動されると思います。

市場が気にしているのは、追加関税発動になった場合に中国が報復関税で対抗してくる事です。

しかし、ご存じの方も多いと思いますが、中国が米国に対して報復関税を行うとしてもそれは限られた物にしかならないという事です。

そういう意味では、既に米中貿易戦争に関しては既に勝負がついているのです。

恐らくそれを織り込んでいるために米国市場は下げそうで下げない動きになっているようです。

そう考えれば、追加関税発動で米中の株式市場が大きく下落するというのは考えにくく追加関税発動は悪材料出尽くしという事になるのではないかと予想しております。

テクニカルからでは、昨日21600円前後ではかなり大口の買いが見られておりました。

追加関税発動後の相場を睨んでの買いのようにも見えました。

テクニカルからでは、目先は上値ポイントが21910円、下値ポイントが21570円です。

抜けた方に動くと思いますが、個人的には上に抜けていくと見ております。

◆スケジュ―ル
5(木)
30年国債入札
《決算発表》
サンエー、キユーピー、7&I-HD、薬王堂、クスリのアオキ、創通、大有機、不二越、マニー、トーセイ、レノバ、乃村工

【海外】
◆NY市場分析
独立記念日で休場。

6日は中国への追加関税発動予定。

ここまでこの事に関して交渉進展などの話は聞こえてこない。

そういう意味では、発動される事を前提として相場を考えないといけないという事になります。

発動後の相場に対してあくまでも個人的な考えを日本市場分析の欄でコメントしています。

◆海外市場スケジュール
5(木)
米6月ADP全米雇用リポート(21:15)
米6月ISM非製造業景況指数(23:00)
6/12~13開催のFOMC議事録

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