2018年7月26日の金融市場に関する情報

【国内】
◆市場分析
昨日の日経は続伸。

NY市場の上昇や中国政府の景気対策からこれまで売られてきた中国関連株などが買戻しから上昇して相場を支えました。

ただし、トランプ大統領とEUのユンケル委員長による米欧貿易問題に関する会合を控えて積極的に買いあがる動きにはならず上値は重いといった一日でした。

その会合ですが、現時点では会談にはポジティブなものとなったという情報が入ってきておりますが、内容に関しては現時点では分からずです。

目先の上値圧迫要因であったこの米欧の自動車関税問題がクリアーされた事で、日経に関しては上昇波動に入ってくる可能性があります。

◆スケジュ―ル
26(木)
6月企業向けサービス価格指数(8:50)
2年国債入札
《決算発表》
松井証、日ガス、帝国ホテル、野村不HD、アイカ工、NRI、花 王、サイバエージ、MARUWA、ディスコ、富士電機、オムロン、メルコ、クラリオン、スタンレ電、新電工、GMOFHD、ネットワン、キヤノン、東エレク、野村HD、日立物、北陸電、日清粉G、システナ、積水樹、JCRファーマ、日産自、産車体、小糸製、日立金、富士通、太平洋

【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25414.10USD (+172.16)
[ナスダック]7932.24ポイント(+91.47)
[シカゴ先物]22625(ドル建て)、22605(円建て)

◆NY市場分析
NYですが、自動車関税に関する報道で一喜一憂する展開。

政府高官から年末までに輸入自動車に対して25%の追加関税をかけるという報道でマイナス圏の動きから、引けにかけてはトランプ大統領とユンケル委員長との会談で貿易緊張の緩和で合意したという報道から急反発という動きで高値引けとなりました。

また、ザラ場では米上院が自動車関税発動を遅らせる超党派法案を提案という報道も相場の追い風になりました。

昨日レポートしたように、トランプ大統領としては本気でEUと喧嘩するつもりはなくあくまでも選挙のためのパフォーマンスという事だと思います。

これで、日本市場の上値を覆っていた目先の不安材料は一つ消化できました。

◆海外市場スケジュール
26(木)
ECB定例理事会
米6月耐久財受注(21:30)
《米決算発表》
マスターカード、アメリカン・エレクトリック・パワー、プラクスエア、ボルグワーナー、ザ・ハーシー・カンパニー、S&Pグローバル、Amazon.COM、インテル、アメリカンファミリー生命保険会社、エレクトロニック・アーツ、イーストマン・ケミカル、スターバックス

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