【国内】
◆市場分析
昨日の日経は大幅反落。
NY市場は下落も前場はプラス圏へ戻す動きも見せましたが、米中貿易摩擦懸念から中国上海市場が急落した事で、先物市場には意図的な売り仕掛けと思われる先物売りが持ち込まれて大きく下落する一日となりました。
ここ最近、米中貿易摩擦懸念はそれほど意識されなかったのですが、そこを上手く売り方に突かれたというところだと思います。
この問題に関しては、前回もかなり意識された問題ですから、今回はそれほど大きな懸念としては意識されないと考えてます。
というのも、第三弾の追加関税発動は9月以降になるために、この時期は貿易交渉を有利にするための脅しだと考えますし、もし実際にこの第三弾を発動すると米国経済にも大きな影響が出てきます。
今は、中国から有利な交渉を引き出すための交渉術というところだと考えます。
テクニカルからでは、お伝えしたように上という方向の見方に変化はありません。
押し目は買いと考えます。
◆スケジュ―ル
3(金)
日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(6/14~15開催分)
《決算発表》
HOYA、三菱重、伊藤忠、住友商、セブン銀行、トヨタ、三菱ガス、コムシスHD、三協エクシオ、アルフレッサHD、アリアケ、日産化、ライオン、リンナイ、ミネベアミツミ、シスメックス、めぶきFG、コンコルディア、いすゞ、三菱Uリース、三井不、菱地所、NTTデータ、ヒロセ電
【海外】
◆全体指標
[ダウ] 25326.16USD (-7.66)
[ナスダック]7802.69ポイント(+95.40)
[シカゴ先物]22600(ドル建て)、22620(円建て)
◆NY市場分析
NYですが、米中貿易摩擦懸念から200ドル安の場面もありましたが、好業績を発表しているアップルを中心としてハイテク関連銘柄が上昇して小幅安まで戻す動き。
結局は株価は業績が大事という事です。
懸念を材料に売りを入れているところは本日は東京市場では買戻し。
あくまでも、トランプ大統領は貿易交渉を有利にするためのパフォーマンスであり、議会選挙を意識したアピールという事だと思いますので、それほど過剰に反応する必要はないと思いますけどね。
◆海外市場スケジュール
3(金)
米7月雇用統計(21:30)
米6月貿易収支(21:30)
米7月ISM非製造業景況指数(23:00)
《米決算発表》
クラフト・ハインツ
