【国内】
◆市場分析
日経平均は小幅に5営業日続伸しました。
寄り付き直後は前日の米国株高に後押しされ、前日比90円近く上昇。
しかし、最近の急速な株価上昇に伴い当面の利益を確保する売りが増え、値を消す動きとなりました。
同日投開票の自民党総裁選で、石破茂元幹事長の善戦が伝わった直後には、下げ幅を100円近くに広げる場面も。その後は再び切り返すなど底堅さは失われていませんでした。
日経平均株価は前日比2円41銭高の2万3674円93銭で終了。
値上り銘柄数は1090、値下り銘柄数は932、変わらずは86でした。
米中貿易問題に対するリスク回避姿勢の和らぎが支えとなりました。
ただ、当面の利益を確保する売りも目立ち、上値も抑えられた日となりました。
自民党総裁選では安倍晋三首相が3選され、市場では「海外投資家は政治の安定を投資ポイントの一つにしている」と見られるだけに、市場関係者は中長期的な一段の株高を期待していたようです。今後はより好材料がない限り、株高に期待は難しいでしょう。
◆スケジュ―ル
8月消費者物価指数(8:30)
7月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
サツドラHD
クスリのアオキ
【海外】
◆全体指標
[ダウ] 26,656.98 USD (+251.22)
[ナスダック] 8,028.23 ポイント(+78.19)
[シカゴ先物] 22725(ドル建て)、23685(円建て)
◆NY市場分析
20日のNY株式相場は上昇。
貿易摩擦への懸念の後退を背景に堅調が続いた。
100ドル以上上昇してスタートしたダウ平均は一時291ドル高まで上昇し、251.22ドル高(+0.95%)の26656.98ドルで終了。
1月26日につけたそれまでの史上最高値26616.71ドルを上回って終了した。
30の構成銘柄は、インテル、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンアス、キャタピラーが2%以上上昇し、小幅に下落したホーム・デポ、シェブロンを除く28銘柄が上昇した。
S&P500も0.78%高と続伸し、8月29日以来、約1カ月ぶりに最高値を更新。
S&P500の業種別指数は、情報技術、生活必需品、素材が1%超上昇し、エネルギー(-0.06%)を除く、10業種が上昇した。
ハイテク株主体のナスダック総合は0.98%高と反発した。
リスクオンの流れが続いた。米中間の通商摩擦問題は長期化が予想されるものの、カナダとの貿易協議が再開するなど、中国以外の国とは協議が進展する見通しが強まったことが安心感につながっているほか、米長期債利回りの上昇(価格は下落)を受けた債券から株式への資金シフトも株高の一因となっているもよう。
投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の11.85から11.80に低下した。
◆海外市場スケジュール
なし
○今週注目ポイント
日米貿易に関しての進展
米中貿易戦争の進展
