2019年5月9日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1602円59銭(-321円13銭)

◆市場分析
日経平均は大幅続落。

朝方から売り優勢の展開となった。米中貿易協議
(9-10日開催予定)への警戒感が強まり、7日の
米国株式が大幅続落した流れを嫌気しました。

円高・ドル安も重しとなり、株価指数先物売りを交えて
下げ幅を広げ、後場後半には一時2万1514円85銭
まで下落。

一巡後は、日銀のETF(上場投資信託)買い期待も
あって下げ渋りましが、戻りは鈍い展開で終えました。
日経平均株価は前営業日比321円13銭安の
2万1602円59銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は287、
値下がり銘柄数は1804、
変わらずは49でした。

米国が中国への制裁関税引き上げを表明したことで、
両国の貿易交渉に悲観的な見方が強まり、世界経済への
悪影響が意識されています。

アジア市場も総じて軟調な動きですが、下落率は
東京市場が最も大きい結果となりました。

市場からは「しばらく調整モードと言えよう。
日米貿易協議の結果次第だが、目先はもしもの時に
備える動きになるだろう」との声が聞かれ、

中・長期的に不安定な相場が予想されます。

◆国内の主なスケジュール
4月都心オフィス空室率
《決算発表》
ソフトバンクG、パナソニック、日本製鉄、シャープ、キリンHD、小野薬、日清食HD、ダイセル、塩野義、三菱重、住友商、東ソー、科研薬、丸紅、三菱商、京阪HD、GMOPG、昭電工、メルカリ、参天薬、テルモ、トレンド、ライオン、東海カ、住友鉱、ダイキン、日精工、ニコン、リコー、バンナムHD、NTTデータ、コナミHD、ヤマハ、東センチュリー、カカクコム、ミスミG、三菱自

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25967.33USD (+2.24)
[ナスダック] 7943.32ポイント(-20.44)
[シカゴ先物] 21545(ドル建て)、21525(円建て)

◆NY市場分析
8日のニューヨーク株式相場は、翌9日から開催される米中貿易協議を前に様子見姿勢が広がり、ほぼ横ばいで終了した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比2.24ドル高の2万5967.33ドルで終了。

ハイテク株中心のナスダック総合指数は20.44ポイント安の7943.32で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2048万株減の8億6363万株。

米中両政府は9日から2日間、ワシントンで閣僚級貿易協議を開催する見通し。株価は序盤、プラス圏とマイナス圏を行き来した後、中盤以降は買いが優勢となった。

トランプ米大統領がこの日、ツイッターに「中国の副首相が訪米して交渉に応じると、中国政府がたった今知らせてきた」などと投稿。

サンダース大統領報道官が記者団に「中国が合意を望んでいるという意思表示を受けている」と述べたことも期待を高め、ダウは終盤には一時150ドル超上伸した。

同指数は前日までの2日間で計500ドル超下落しており、値頃感から買い戻しが入りやすくなっていた。

ただ、引け直前にはインテル株の急落が重しとなり、上げ幅を縮小。同社は今後3年間の業績の伸びが小幅にとどまるとの見通しを示し、売りが膨らんだ。

セクター別では、公益事業以外の10セクターが上昇。ヘルスケアや不動産などのディフェンシブ銘柄が比較的買われた一方、貿易摩擦の影響を大きく受ける製造業やハイテク株の伸びは限定的だった。

市場関係者は「(協議決裂という)最悪のケースは逃れられるとの見方が市場では広がっているものの、全面的に楽観ムードというわけではない」(日系証券)と指摘した。

個別銘柄(暫定値)では、ユナイテッド・テクノロジーズとウォルト・ディズニーが1.2%高。ディズニーはこの日の引け後に決算発表を控え、業績への期待が高まっていた。この他、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが1.1%高、ボーイングが0.7%高。一方、前日引け後に発表した決算に対する失望売りが膨らんだ配車サービスのリフトが10.8%安。インテルが2.5%安、キャタピラーは1.3%安、JPモルガン・チェースは0.5%安。

◆海外市場スケジュール
中国4月消費者物価指数(10:30)
米3月貿易収支(21:30)
米3月卸売売上高・在庫(23:00)

○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
米3月貿易収支
オプションSQ
英国EU離脱問題

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