2019年5月31日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万942円53銭(-60円84銭)

◆市場分析
日経平均株価は続落。

前場では下げ幅を200円近くまで広げるなど
下値模索する動き。

一方、後場は前引けから若干下げ幅を縮めて始まると、
ゆっくりと値を戻す展開。

終日マイナス圏での推移とはなったものの、
終盤にかけて買いが入って高値引けとなりました。

日経平均株価は前営業日比256円77銭安の
2万1003円37銭で取引を終了。

値上がり銘柄数は960、
値下がり銘柄数は1094、
変わらずは86でした。

終値としては3月25日以来およそ2カ月ぶりに
心理的な節目の2万1000円を下回った。

日経平均は下落したものの、電子部品や機械などの
輸出企業や非鉄金属をはじめとする素材株は買いが優勢。

このため、市場関係者から「日経平均は下落したが、
市場の雰囲気は暗くない」(中堅証券)との指摘。

まだ米中摩擦の懸念は払拭されておらず、
明日は週末となるため上値の重い展開が予想されますが、
急な転換には注意しましょう。

◆国内の主なスケジュール
4月有効求人倍率(8:30)
4月完全失業率(8:30)
5月都区部消費者物価指数(8:30)
4月鉱工業生産指数(8:50)
4月商業動態統計(8:50)
4月住宅着工統計(14:00)
《決算発表》
東和フード、大和コン、はてな、トリケミカル、キタック、ダイサン、ACCESS

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25169.88USD (+43.47)
[ナスダック] 7567.72ポイント(+20.41)
[シカゴ先物] 20955(ドル建て)、20945(円建て)

◆NY市場分析
30日のニューヨーク株式相場は、過去2日間の下落を受けて値頃感から買い戻しが入り、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比43.47ドル高の2万5169.88ドル(暫定値)で終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は20.41ポイント高の7567.72で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億3135万株減の7億3856万株。
この日の株価はおおむね前日終値を挟んで小幅に上下動した。ダウは前日までの2日間で460ドル近く下げていたために買い戻しが入り、プラス圏でスタート。朝方発表された1~3月期の米実質GDP(国内総生産)改定値が前期比3.1%増と、トランプ政権が掲げる成長率目標の3%超を維持したことも、株価を下支えした。

市場では「ここ最近売りが続いた半導体株などを中心に、押し目買いの動きが見られた」(日系証券)との声が聞かれた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長がこの日の講演で、インフレが目標を下回り続け、世界の経済情勢が下向きリスクを示せば、利下げを含めた対応を取ると発言。これを好感し、株価が上昇する場面もあった。

ただ、米中貿易摩擦の長期化への懸念が根強い中、上値は重かった。中国政府高官はこの日、通商問題をめぐる米国の対応を「経済テロ」と吐き捨て、批判を一段と強めた。対するトランプ大統領は「中国が非常に合意したがっている」と発言。ペンス副大統領も、6月下旬の20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて両首脳が会談するとの見通しを改めて示し、懸念払拭(ふっしょく)を図ったものの、米中間の齟齬(そご)が目立った。

個別銘柄(暫定値)では、マクドナルドが1.6%高、コカ・コーラが1.3%高、インテルとプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が1.1%高、マイクロソフトが0.6%高、アップルが0.5%高。一方、金融機関が投資判断を引き下げたベライゾン・コミュニケーションズが2.3%安。バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が2.2%安。ここ最近の金利低迷で利ざや縮小懸念が強まり、他の銀行株も安かった。原油安が重しとなりエネルギー株も安く、シェブロンは1.2%安。

◆海外市場スケジュール
中国5月製造業PMI(10:00)
米4月個人所得・個人支出(21:30)

○今週注目ポイント
通商問題
日本雇用統計
相場の急変に注意
為替レート
英国EU離脱問題

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