【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万376円06銭(-34円82銭)
◆市場分析
日経平均株価は5日続落。
朝方は、直近4営業日で850円近く下げていたことで
自律反発狙いの買いが先行。
しかし、その後円高・ドル安が警戒され、下げに転じ、
一時2万289円64銭まで下落。
一巡後は下げ渋り、後場は円高一服や日銀のETF
(上場投資信託)買い観測もあって再度プラス圏入りする
場面がありました。
ただ、買い進む動きにつながらず、大引けにかけて
小安い水準で推移しました。
日経平均株価は前営業日比34円82銭安の
2万376円06銭で取引を終了。
値上がり銘柄数は1515、
値下がり銘柄数は576、
変わらずは50でした。
日経平均は円高が嫌気され、売り優勢に転じたものの、
東証1部全体では値上がりした銘柄が多く、
個人を中心にした小口買いが見られました。
前日まで下落基調で売られていた素材や輸送用機器など
景気敏感株に押し目買いが入り、「これまでの
リターン・リバーサル(逆張り)がみられる」
(銀行系証券)との指摘が出ています。
ただ、米中摩擦の懸念がくすぶり、買い材料も乏しい中、
短期的な反発に期待する動きに留まるかもしれません。
◆国内の主なスケジュール
スマートファクトリーJapan2019(東京ビッグサイト、~6/7)
《決算発表》
巴工業、アルチザ、エイケン工業、フジコーポ、楽天地
【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25332.18USD (+512.40)
[ナスダック] 7527.12ポイント(+194.10)
[シカゴ先物] 20725(ドル建て)、20730(円建て)
◆NY市場分析
4日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待が強まる中、大幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比512.40ドル高の2万5332.18ドルで終了。1日の上げ幅としては1月4日以来5カ月ぶりの大きさとなった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は194.10ポイント高の7527.12で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億0887万株減の9億3181万株。
FRBのパウエル議長はシカゴで講演し、米中貿易摩擦などの動向を注視していると強調。その上で「成長を持続するため適切に行動する」と語り、景気減速の兆候が表れれば、利下げを含めた金融緩和に踏み切る考えを示唆した。前日にはセントルイス連銀のブラード総裁も利下げが「近く」必要になる可能性があると述べていたことから、市場ではFRBによる利下げ期待が一段と強まり、ダウは取引序盤から大きく買われた。
また、メキシコのロペスオブラドール大統領が記者会見で、トランプ米政権による制裁関税発動の期限10日よりも前に両国が合意に至るとの見通しを表明。エブラルド外相もツイッターで近く合意に達するとの見解を示した。一方、中国商務省が米国との貿易摩擦は対話を通じて解決されるべきだと表明したとの報も伝わり、米中、米メキシコ間の対立激化への警戒感が和らいだことも株価を押し上げた。
市場では「規制強化への懸念から前日売り込まれたハイテク株が反発したことで、投資家のマインドが改善した」(日系証券)との指摘も出ていた。
個別銘柄(暫定値)では、ナイキが4.7%高、ダウが3.9%高、アップルが3.7%高。グーグルの持ち株会社アルファベットは1.5%高、フェイスブックは2.0%高、アマゾン・ドット・コムは2.2%高となった。ダウ構成銘柄ではベライゾン・コミュニケーションズが0.3%安と唯一下げた。
◆海外市場スケジュール
FRBが金融政策に関する会議(~6/5)
米5月ADP雇用統計(21:15)
米5月ISM非製造業景況指数(23:00)
ベージュブック
○今週注目ポイント
通商問題
米5月雇用統計
米4月貿易収支
ECB理事会(ドラギ総裁会見)
英国EU離脱問題
