【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万776円10銭(+367円56銭)
◆市場分析
日経平均株価は6日ぶり大幅反発。
朝方は、買い優勢で始まりました。
米利下げ期待を背景に4日の米国株式が大幅高し、
投資家心理が改善しました。
中国政府高官が米国との貿易問題について
対話を続ける意向を示し、
両国対立への過度な懸念が
後退したこともあり、上げ幅を拡大し、
前引けに2万800円64銭まで上昇。
後場は、売買が交錯し、
高値圏でのもみ合いが続きました。
日経平均株価は前営業日比367円56銭高の
2万776円10銭で取引を終了。
値上がり銘柄数は1988、
値下がり銘柄数は126、
変わらずは27でした。
パウエル米連邦準備制度理事会議長の
講演を受けて利下げ観測が強まり、
4日の米国株式市場は大幅高となりました。
この流れを引き継ぎ、東京市場でも買い戻しが膨らみ、
ほぼ全面高となり、日経平均は2万800円まで上昇。
「個人の買いが活発で、海外勢の買いも目立った」
(大手証券)という声が聞かれました。
ただ、市場では
「今後円高が進む可能性があるため、
買い戻しを除くと投資家の動きは鈍い」
(銀行系証券)との意見も出ております。
大きな上昇後の調整の動きが出ております。
このまま上昇が続くか、一旦下げてくるか
慎重に観察していきましょう。
◆国内の主なスケジュール
規制改革推進会議(首相官邸)
5月都心オフィス空室率
《決算発表》
トップカルチャ、スバル興
【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25539.57USD (+207.39)
[ナスダック] 7575.48ポイント(+48.36)
[シカゴ先物] 20790(ドル建て)、20790(円建て)
◆NY市場分析
5日のニューヨーク株式相場は、対メキシコ関税の発動回避への期待が高まり、3日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比207.39ドル高の2万5539.57ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は48.36ポイント高の7575.48で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7136万株減の8億6045万株。
米・メキシコ両政府高官はこの日、トランプ米大統領の関税導入表明の理由となったメキシコ国境からの不法移民流入をめぐって協議する。メキシコのロペスオブラドール大統領は、米国と合意できるとの見通しを示しており、トランプ氏も「メキシコが合意したがっている」と発言。米議会でも関税阻止を求める声が高まっている。
市場関係者は「米政権内にも反対の動きが出ており、仮に発動されたとしても最大25%までの関税率引き上げは避けられるのではないか」(日系証券)との見方を示した。
利下げ期待の高まりも引き続き株価を支えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が前日、利下げを含む金融緩和策を講じる可能性を示唆し、ダウは500ドル超上昇。ここ最近、FRB高官が相次いで利下げの可能性に言及しており、市場では年末までに3回利下げが行われるとの見方が4割弱に達している。
一方、朝方に米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した5月の米非農業部門就業者数の伸びは前月比2万7000人増と、2010年3月以来の低水準で、市場予想も大幅に下回った。週末7日に労働省が発表する5月の米雇用統計も弱い内容となり、FRBによる利下げを後押しする要因になるのではないかとの期待から、株を買う動きも出たもようだ。
個別銘柄(暫定値)では、ウーバー・テクノロジーズが5.3%高、シスコシステムズが2.9%高、マイクロソフトが2.2%高、ビザが1.9%高、アップルが1.6%高。一方、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが1.4%安、ゼネラル・エレクトリック(GE)が1.1%安、IBMが0.9%安、エクソンモービルが0.8%安、インテルが0.5%安。
◆海外市場スケジュール
ECB理事会(ドラギ総裁会見)
米4月貿易収支(21:30)
休場:韓国
○今週注目ポイント
通商問題
米5月雇用統計
米4月貿易収支
ECB理事会(ドラギ総裁会見)
英国EU離脱問題
