【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1134円42銭(+249円71銭)
◆市場分析
日経平均は大幅続伸。
朝方は買い優勢。
米利下げ期待の強まりを背景に前週末の米国株式が
連日で上昇。
前場早々にいったん2万1100円台に乗せました。
その後上値が重くなる場面もあったが、円が対ドルで
やや弱含んだこともあり、後場中盤には一時
2万1166円12銭まで上昇。
買い一巡後は一服商状ながら、大引けにかけて
高値圏で推移しました。
日経平均株価は前営業日比249円71銭高の
2万1134円42銭で取引を終了。
値上がり銘柄数は1783、
値下がり銘柄数は294、
変わらずは64でした。
市場からは「米国がメキシコへの関税を見送り、
黒田日銀総裁が(ブルームバークTVとの単独
インタビューで)『必要ならさらに大規模な緩和を
行うことができる』と伝わるなどフォローの風が吹いたが、
25日線を超えて戻り売りが出やすい水準に入ってきた。
上昇過程で出来高が増えてこないと一段高は難しい」
(準大手証券)との声が聞かれました。
下がりやすい雰囲気ではあるものの、
乱高下には注意しましょう。
◆国内の主なスケジュール
5月 マネーストックM2 [前年同月比](8:50)
《決算発表》
アスカネット、グッドコムアセット、日東製網、ジャパンミート、ネオジャパン、ティビィシィ・スキヤツト、シャノン、トランザス、三井ハイテック、トーホー、きんえい、シーイーシー、丹青社
【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26062.68 USD (+78.74)
[ナスダック] 7823.17 ポイント(+81.07)
[シカゴ先物] 21,120(ドル建て)、21,115(円建て)
◆NY市場分析
週明け10日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権がメキシコに対する制裁関税の発動を見送ったことを好感し、6営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均の終値は前週末比78.74ドル高の2万6062.68ドルと、5月6日以来約1カ月ぶりに2万6000ドルの大台を回復した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は81.07ポイント高の7823.17で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比373万株増の7億7123万株。
トランプ大統領は7日夜、メキシコと不法移民対策で合意したとして、10日に実施予定だったメキシコ産品への制裁関税発動を「無期限に見送る」とツイッターで表明。両政府はその後、メキシコが中米諸国からの不法移民流入を防ぐため、南部国境に警備隊を優先的に配置することなどを盛り込んだ共同宣言を発表した。これを受け、両国間の貿易戦争がひとまず回避されたとの安心感から自動車株などに買いが入り、ダウは一時226ドル高まで上昇した。
米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測も引き続き相場を支えた。前週末7日発表の5月の雇用統計では、非農業部門就業者数の伸びが前月から大幅に減速し、平均時給の伸びも市場予想を下回った。FRBが景気下支えのため早期利下げに踏み切るとの期待が株価の支援材料となった。
また、米総合電機ユナイテッド・テクノロジーズ(UTC)と米防衛大手レイセオンは9日、航空宇宙事業の経営統合で合意したと発表。10日には米顧客管理ソフトウエア大手セールスフォース・ドットコムが米データ分析企業タブロウ・ソフトウエアの買収を発表した。UTCとセールスフォースの同日の株価は下げたものの、大型合併による業界再編への期待が投資家のリスク志向を高めた。
一方、市場では「今週発表される卸売物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)、小売売上高などの米経済指標が強い内容になれば、早期利下げ観測がしぼみ、株価にはマイナスになるかもしれない」(日系証券)との指摘が聞かれた。
個別銘柄(暫定値)では、ゴールドマン・サックスが2.3%高、インテルが1.7%高、ウォルマートが1.4%高とダウの上昇を主導。自動車株のゼネラル・モーターズ(GM)は1.5%高、フォード・モーターは0.6%高となった。一方、ユナイテッド・テクは3.1%安と下落。マクドナルドとベライゾン・コミュニケーションズもそれぞれ2.0%安、1.9%安と売られた。
◆海外市場スケジュール
米5月卸売物価指数(PPI)(21:30)
米ゲーム見本市「E3」(ロサンゼルス、~6/13)
○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
中国5月小売売上高(11:00)
メジャーSQ
英国EU離脱問題
