2019年7月11日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万1533円48銭(-31円67銭)

◆市場分析
日経平均は小反落。朝方は、売りが先行しました。寄り付き直後に2万1488円22銭まで軟化。

一巡後は円弱含みもあって、いったん上げに転じ、その後は前日終値近辺で推移しました。

日経平均株価は、前営業日比31円67銭安の2万1533円48銭で終了。

値上がり銘柄数は764、
値下がり銘柄数は1297、
変わらずは88でした。

米国の金融政策を見極めようとする姿勢が強く、薄商いの中、方向感に乏しい一日で取引を終えました。

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控え、後場にかけて動きが鈍ったもようです。

来週以降は米国企業や日本企業の2019年4~6月期決算の発表が続くため、「しばらく方向感は定まらないのではないか」(国内証券)との指摘もあり、今週は商い薄な相場となる見込みです。

◆国内の主なスケジュール
6月都心オフィス空室率5月第3次産業活動指数(13:30)

《決算発表》柿安本店、いちご、ディップ、鉄人化、ローソン、ワッツ、フェスタリアHD、セイヒョー、JINS、ビックカメラ、ライフフーズ、ジェーソン、大光、エスエルディー、エストラスト、ほぼ日、No.1、SHIFT、創通、ケイブ、エルテス、チームスピリト、リックソフト、サーバーワクス、川上塗、明光ネット、川崎地質、ALPHA、日本エンタ、三協立山、デザインワン、タケダ機、セラク、津田駒、東洋電、安川電、エヌリンクス、古野電、HKS、小津産業、スリーエフ、進和、旭化学、イワキ、リテールPT、島忠、松屋、サイカ屋、リベレステ、毎コムネット、インテリックス、歌舞伎、グランド、CSP、オオバ、リーバイス、カンセキ、ファーストリテイ

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26860.2USD (+76.71)
[ナスダック] 8202.53ポイント(+60.8)
[シカゴ先物] 21545(ドル建て)、21530(円建て)

◆NY市場分析
10日のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受け、今月末の利下げ期待が高まり、4営業日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比76.71ドル高の2万6860.20ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は60.80ポイント高の8202.53と史上最高値を4営業日ぶりに更新して取引を終えた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4451万株増の7億4143万株(暫定値)。
パウエル議長は下院金融サービス委員会での議会証言で、貿易摩擦や物価低迷に懸念を示し、「やや緩和的な政策が必要な条件が整ってきた」と表明。早ければ7月末の金融政策会合で利下げに踏み切る可能性を示した。証言は7月利下げを確実視する市場の見方を追認するものと好感され、ダウは取引序盤に一時200ドル近く上昇。取引時間中の高値を一時更新した。

また、午後には連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(6月18、19両日開催分)が公表され、多くの参加者が「景気の重しが継続すれば近いうちの利下げが正当化される」として、早ければ7月利下げを想定していることが明らかになった。

前週末の米雇用統計が堅調な結果だったため、7月会合で0.5%の大幅利下げに踏み切るとの期待は大幅に後退していた。ただ、パウエル議長の証言を受け、金利先物に基づく0.5%利下げの確率は10日、約27%(前日3.3%)に上昇した。

パウエル議長の議会証言は11日も上院銀行委員会で開催。議長証言が終われば、投資家の関心は来週から本格化する米主要企業の7~9月期決算に向かう。市場では「企業業績が事前予想よりも上振れて、さらに7月末に利下げが実施されれば、株価は一段の高値が期待できる」(準大手証券)との声が出ていた。

個別銘柄(暫定値)では、マイクロン・テクノロジーが3.8%高、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が1.9%高、フェイスブックが1.8%高、アマゾン・ドット・コムが1.5%高。シェブロンが1.7%高、エクソンモービルが1.4%高。一方、ウェルズ・ファーゴが1.4%安、バンク・オブ・アメリカが1.1%安。クアルコムが2.9%安、ウーバー・テクノロジーズが1.1%安だった。

◆海外市場スケジュール
米6月消費者物価指数(21:30)米6月財政収支(7/12 3:00) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米上院で議会証言 

 ○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
パウエル議長発言
中国6月貿易収支
オプションSQ週
英国EU離脱問題