2019年8月15日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万655円13銭(+199円69銭)

◆市場分析
日経平均は反発。

朝方は、買いが優勢に始まる。

その後、利益確定や買い戻しが一服すると、
ジリジリと上げ幅を縮小。

11時25分には一時2万500円台まで下げる場面も。

後場に入ると、再び上昇し回復する基調も
みられましたが、上げ幅は限定的で
活発な売買がみられないまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比199円69銭高
の2万655円13銭で終了。

値上がり銘柄数は1673、
値下がり銘柄数は406、
変わらずは70でした。

9月1日から発動予定の中国への追加関税措置に関し、
一部製品について12月15日まで延期すると発表し、
米中貿易摩擦への懸念が和らぎ、米国株式が大幅上昇。

円安・ドル高が進み、取引開始前に発表された6月
機械受注が予想に反して増加したことも支えとなり、
日本の株式市場も連動して上昇しました。

米10年債利回りは1.70%台から1.67%台に低下し、
ドル売りを誘発。

米株式先物の軟調地合いもドル売りを
支援したようです。

リスク選好的な円売りが弱まったことで
買い戻しの動きになることも想定され、
リスクオンムードになることも予想されます。

◆国内の主なスケジュール

5年国債入札

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25479.42USD (-800.49)
[ナスダック] 7773.94ポイント(-242.42)
[シカゴ先物] 20125(ドル建て)、20120(円建て)

◆NY市場分析
14日のニューヨーク株式相場は、世界的な景気先行き懸念が強まり、大幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比800.49ドル(約3.0%)安の2万5479.42ドルで終了。1日の下げ幅としては年初来最大となった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は242.42ポイント安の7773.94で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億3906万株増の10億6472万株。
債券市場では10年物米国債利回りが急低下し、この日朝に2年債利回りを下回る「長短金利逆転(逆イールド)」現象が発生。逆イールドはリセッション(景気後退)の予兆とされることから、投資家心理悪化に拍車が掛かった。逆転は米住宅バブルが崩壊した2007年以来となる。

これに先立ち、中国当局がこの日発表した7月の鉱工業生産が17年5カ月ぶりの低い伸びにとどまったことや、ドイツの4~6月期実質GDP(国内総生産)が前期比0.1%減と、3四半期ぶりにマイナス成長に落ち込んだことで、世界的な景気先行き懸念が強まっていた。

逆イールド発生で市場ではリスク回避が一層強まり、株や原油などのリスク資産が大幅安となった半面、安全資産とされる債券や金、円に逃避資金が流入した。

市場関係者は「リセッションが近いという懸念が台頭し、株価は今後上値の重い展開になるとみられる」(日系証券)と指摘。ただ、ここ最近の急落後には安値拾いの買いも入っている。米株は直近の高値から10~15%下落すれば反発する傾向があるとされ、「ダウが数千ドルの下げになる可能性は低い」(同)との見方も出ていた。

個別銘柄(暫定値)では、化学大手ダウ(5.9%安)やウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(5.0%安)を筆頭に、ダウ指数関連は全面安となった。原油安に伴いエネルギー株の下げもきつく、エクソンモービルが4.0%安。長期金利低下で利ざや縮小懸念が強まり、JPモルガン・チェース(4.2%安)など金融株も大きく売られた。一方、エネルギー大手アナダルコ・ペトロリアムは0.8%高、カナダ産金大手バリック・ゴールドが0.4%高。

◆海外市場スケジュール
米8月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米8月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米7月小売売上高(21:30)
米7月鉱工業生産指数(22:15)
米8月NAHB住宅市場指数(23:00)
休場:韓国、インド

○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
台風10号災害関連